学校基本調査とは? 調査の目的や結果について解説

「学校基本調査」は、一般的に聞きなれない言葉ではありますが、実は毎年行われている調査です。子どもたちが通う学校についてや、最近の傾向などについてもわかる大規模な調査で、学校教育に関する行政上の資料となります。この「学校基本調査」について解説します。

この記事のポイント

学校基本調査の時期や対象

「学校基本調査」は、毎年5月1日に郵送またはオンラインで調査を行っています。
数ある調査の中でも、「不就学学齢児童生徒調査」と「学校経費調査」については前年度の状況を調査することとなります。

学校基本調査の対象となる施設・学校は以下の通りです。

・幼稚園
・認定こども園
・小学校
・中学校
・義務教育学校(小中一貫校)
・高等学校
・中等教育学校(中高一貫校)
・特別支援学校
・短大を含む大学
・高等専門学校(高専)
・専修学校
・各種学校

このように、幼児から大人になるまでに「学ぶことができるさまざまな教育施設」が対象となっていますので、日本の教育期間の実情についてしっかり把握することができます。

学校基本調査の調査項目と目的

学校基本調査は、さまざまな教育機関に対する調査ですが、その調査項目や目的はあまり知られていません。

この調査では、以下のような調査項目・目的のうえで行っています。

・学校数
・各学校の在籍者数
・各学校の教職員数
・学校施設について
・学校運営における経費について
・卒業後の進路状況について

学校基本調査は、上記のように文部科学省が「学校教育に関わる行政」を行う上で必要となる情報を各学校から集め、基礎資料を作ることを目的としています。

令和2年の学校基本調査の結果速報

8月25日に、令和2年(2020年)の学校基本調査の結果速報が発表されました。
令和2年の学校基本調査の結果として、幼稚園に在籍する園児が減少したものの、認定こども園の在籍者数は過去最多となっていました。

小学校、中学校の在籍者数は過去最少である半面、小中一貫校などの義務教育学校は過去最多、中等教育学校についても増加傾向にありました。
これにより、一般的な小学校・中学校よりも、小中一貫校・中高一貫校の需要が高くなってきていることがわかりました。

大学については、全体的に在学者数は減少しているものの、学部の在籍者数については過去最多となっており、別科では在籍者数が減少していることがわかっています。

現状速報値での結果となりますが、この結果から教育におけるニーズに変化があることを読み取ることができます。

まとめ & 実践 TIPS

普段生活をするうえではあまり聞きなれない「学校基本調査」は、毎年全国の学校が参加している規模の大きい調査です。
全国の学校数の増減や、それぞれの学校の在籍者数などから現在の学校教育における実情を把握することができます。
これによって、より必要な施策や予算の確定など学校教育に関わる行政を円滑に行うことが可能となります。


出典:学校基本調査-調査の概要(文部科学省)
URL https://www.mext.go.jp/b_menu/toukei/chousa01/kihon/gaiyou/chousa/1267968.htm

出典:令和2年度学校基本調査(速報値)の公表について(文部科学省)
URL https://www.mext.go.jp/content/20200825-mxt_chousa01-1419591_8.pdf

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