朝勉強が眠い中学生! 夜型なら家庭学習は夜勉強中心で

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雑念が少ない朝勉強は、効率よく学習できると言われます。しかし、夜型のお子さまが無理に朝勉強すると、逆に効率が落ちてしまう可能性があります。

早起きが苦手なお子さまには、夜勉強のほうが合っているかもしれません。夜型のお子さまに合った勉強の時間帯とともに、おすすめの学習内容をお伝えします。

この記事のポイント

朝型・夜型には個人差あり 無理すると寝不足に

朝勉強には、頭がスッキリしている状態で勉強できるというメリットがあります。しかし、朝型生活が得意なお子さまもいれば、早起きや朝勉強がとても苦手なお子さまもいます。

気をつけなければならないのは、早起きが苦手なお子さまが無理に朝勉強をすると寝不足になる恐れがあること。寝不足だと集中力や理解力が落ちやすいため、せっかくの朝勉強も効率が落ちてしまうかもしれません。

もし早起きが苦手なら、朝勉強ではなく夜勉強を重視した家庭学習を検討してみるとよいでしょう。

夜型は夜勉強を重視! 暗記ものを効率よく

夕方から夜のほうが元気なタイプのお子さまは、学校が終わってから寝るまでの間に家庭学習をするのがおすすめです。お子さまに必要な睡眠時間をきちんと確保しつつ、夜勉強の時間を設けてみてください。

具体的な時間帯としては、夕食前。この時間帯に学校や塾の宿題を終えられるとベストです。夕食のあとは暗記ものを中心に学習。疲れていてもできるので、お子さまへの負担も少なく取り組みやすいでしょう。

暗記学習はトイレでもお風呂でも、好きな番組の合間でもできます。家族にクイズを出してもらって答えるというやり方も楽しめるかもしれません。

なお、夜勉強で難しい問題に取り組むと、頭が働きすぎて眠りにくくなるお子さまもいます。寝不足を避けるためにも、難しい問題の勉強は別の時間帯に取り組みましょう。

理解・思考が必要な勉強は週末がおすすめ

では、読解や数学の記述問題などの理解・思考が必要な難しい問題に取り組むのは、いつがよいのでしょうか。

答えは「週末」です。週末の午前中や午後の早い時間なら、早起きしなくても雑念が少なく頭の働きやすい勉強時間帯を確保できます。特におすすめなのは、頭がスッキリしている午前中です。

週末に難しい問題に挑戦して考え方や解き方を理解し、平日の夜には単語や解法を暗記。まずはこのようなサイクルを試し、少しずつお子さま自身に合った内容にアレンジしてみてください。

まとめ & 実践 TIPS

朝型か夜型かは、お子さまによって異なります。夜型の場合、無理に朝勉強をして寝不足にならないよう、夜勉強を充実させるとよいかもしれません。


まずは平日の夜に暗記学習、週末の午前中に理解・思考が必要な勉強をすることから。その後、お子さまに合った学習内容にアレンジしてみてください。


お子さま自身に合った勉強時間帯と学習内容を見つけて、効率よく学習を進めましょう。

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