小学4年生で学習する月の満ち欠け 興味が高まる声かけのポイント
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小学4年生では、月の満ち欠けの授業が始まります。月の綺麗な日は、夜空を見上げて実際の月の満ち欠けを観測するのがおすすめです。しかし「どう教えたらいいの?」「保護者にできることは何?」と不安なのではないでしょうか。今回は月の満ち欠けの学習を家庭でサポートする際のポイントをお伝えします。
この記事のポイント
学習のねらいと観測方法を把握する
保護者が学習のねらいと正しい観測方法を知りましょう。授業では「月が東からのぼって南を通り、西に沈むこと」「時間ごとの動きや満ち欠けの変化」を学びます。月の満ち欠けを観測するには、同じ時間・同じ場所でおこないましょう。自宅から観測できない場合は、保護者の付き添いのもとで外出してください。
満ち欠けは30日が1サイクルです。毎日観測すると負担が大きい場合は、数日置きでも構いません。お子さんの意欲があるときは、保護者も積極的に観測に付き合いましょう。観測の時間がずれたときは、いつもの月の位置とどれくらいの差があるのかを気付かせてあげます。
観測前には、月の位置と大きさの変化・気付いたところを記録する用紙を用意してください。観察するポイントを初めから明確にしておくと、お子さまも迷いません。さらに観察したことの結果や月の変化の予測を考えるようにすると、より効果的です。
観測アイテムを活用する
月の満ち欠けを観測するのに役立つアイテムも活用しましょう。双眼鏡は月のクレーターを観察するのにおすすめです。肉眼よりも大きく鮮明に見えますし、天体望遠鏡よりも対象物を見つけやすく手軽に活用できます。
方位磁針は月の方角を把握するのに活用できます。時間ごとに観測する際に、どの方角にどれくらい動いたのかを比べてみましょう。月の観測には近くの電柱や看板・木などを対象に、どれくらい動いたかを目安にすると観測しやすくなります。
お月見を楽しむ
9月は空が澄んでいるので、1年の中でもより綺麗な月が観測できます。十五夜には月見団子を添えて、お子さまとゆっくり月を楽しんでみてください。季節を感じるイベントは、お子さまとのコミュニケーションにもおすすめです。
中秋の名月までの月を観測しながら、十五夜までのカウントダウンをしてみましょう。お子さまには「十五夜の日は月見団子を食べよう」と話しておくと、当日までの楽しみが増えますよ。
まとめ & 実践 TIPS
小学4年生で学ぶ月の満ち欠けは、家庭でのサポートがしやすい単元です。季節の行事と重ね合わせて、保護者の方から声をかけてあげましょう。「保護者が学習内容を理解する」「観測アイテムを活用する」「お月見を楽しむ」の3つで、学校の授業をより楽しいものにしてあげてくださいね。
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