小学4年生は都道府県学習が本格化! 家庭でできる声かけと取り組みとは
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小学4年生くらいになると、社会科で都道府県の学習が始まります。「正しい場所や漢字を覚えられるか心配」「家庭でどんなサポートをすればいいの?」と悩んでいませんか? 今回は都道府県学習を家庭でサポートするために、保護者ができる声かけや取り組みについてお伝えします。
この記事のポイント
市販のポスターやパズルで学習する
最初から都道府県学習に親しみを持ってもらうと、保護者のサポートがしやすくなります。 地図帳や教科書を見るとお勉強感が出て、お子さまが敬遠しがちです。子ども向けのイラストが描かれたポスターや、ゲーム感覚で学べるジグソーパズルから始めてみましょう。
さらにカードーゲームやかるた・トランプなどの商品もあります。お子さまによってパズルが好き、カードゲームが好きなどの好みの違いがあるでしょう。押しつけはせず、お子さまが楽しめそうな商品を選ぶのがベストです。
都道府県のポスターをリビングや子ども部屋に貼ると、目につきやすくなります。お風呂に貼れるポスターもあるので、積極的に活用してください。
旅行に行くときに地図で場所を教える
旅行で実際に他県へ行く機会も利用しましょう。もちろん日帰りでも構いません。話題に出すときは、実際の地図やポスターを見せながら話すのがポイントです。自宅からの距離感を把握して、新しい場所に興味を持つようになります。
話すときは「今度泊まる旅館はここだよ」「明日行く観光地は○○県だよ」と簡潔に話題に出してください。楽しいことや新しいことに興味が向いたとき、話題に出すことで記憶に残りやすくなります。
旅行の当日は道中で「今○○県に入ったよ」と話題を振って、実際の距離感や体感時間を教えましょう。もしお子さまから所要時間などの質問があった場合には、答えられる範囲で答えてあげるとより効果的です。
テレビを見ながら他県の話をする
家庭でも都道府県学習のサポートができます。テレビのニュースや天気予報を話題に出してみましょう。「〇〇県で桜が開花したよ」「××県でこんなことがあったよ」と話題に出すことで、都道府県名を認識しやすくなります。
また、珍しいお祭りや行事・地方の特産物のようなニュースも話題に最適です。最初はお子さまが興味を示しやすい話題を出してみましょう。旅行に行く予定がなくても、保護者との会話は心に残ります。興味がない様子でも記憶に残っていることがあるので、子どもとのコミュニケーションとして実践してみてください。
まとめ & 実践 TIPS
小学4年生ごろに始まる都道府県学習は47もの場所と漢字を覚えなければなりません。楽しく学習するコツは「遊びながら学習すること」と「保護者の話題作り」です。結果を求めすぎず、暖かく見守りながら学習をサポートしてくださいね。
出典:Q&A:文部科学省
URL:https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/new-cs/qa/03.htm
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