新型コロナウイルス感染拡大防止のため36都道府県で公立の小・中・高がすべて休校中

新型コロナウイルス感染拡大を防止するため、政府は2020年4月7日に7都府県に対し緊急事態宣言を発令し、小学校・中学校・高校などに対して臨時休校を要請しました。さらに16日には全国に拡大されました。
文部科学省が調査した臨時休業（休校）の実施状況についての調査結果から、全国の多くの都道府県で、小・中・高すべての公立学校が休校中であることがわかりました。
※2020年4月22日（水）12時00分時点の情報です。

36都道府県では公立の小・中・高がすべて休校中！今後さらに休校が広がる予定

公立の小学校、中学校、高校がすべて休校中なのは、47都道府県中の36都道府県となっています。休校を実施していない公立学校がある県は、青森・岩手・秋田・福島・群馬・新潟・奈良・鳥取・岡山・鹿児島・沖縄の11県です。

なお、臨時休業（休校）を実施している学校の割合が小さい以下の県については、今後臨時休業となる予定や、検討中であることが発表されています。
・岩手県…県立学校について 4 月 29 日から臨時休業の予定（4 月 23 日決定）。
・新潟県…小・中学校等について 4 月 23 日以降順次臨時休業の予定。
・奈良県…県立学校について臨時休業とすることを検討中。
・鳥取県…小・中・高校等について 4 月 27 日から臨時休業の予定。
・鹿児島県…小・中学校等について 4 月 20 日以降、順次臨時休業の予定。

４月上旬から下旬にかけて休校の実施校は増加中

全国の国公私立の小学校・中学校・高校で、休校を実施している学校の割合は、４月上旬と比較すると下旬のほうが増加しています。公立小学校の場合、4月6日時点では全体の36％の小学校が休校だったのに対し、4月22日時点では95％に増えており、全国のほとんどの小学校が休校になっている状況となっています。

今後も、新型コロナウイルスの流行状況によっては、さらに休校が長引く可能性もあります。
最新の情報は、お子さまが通われている学校からの連絡や、自治体の情報をご確認ください。

教育情報サイトでは、首都圏（東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県）および大阪府の自治体より発表されている、小学校・中学校・高校の休校状況や学校行事延期などの状況をまとめています。
対象地域にお住まいのかたは、こちらの情報もご活用ください。

東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県・大阪府
小・中・高別　学校再開情報
https://benesse.jp/contents/homestudy/

出典：文部科学省Webサイト
小中高等学校等の臨時休業の実施状況について（令和2年4月22日時点）
https://www.mext.go.jp/a_menu/coronavirus/index.html