【中学準備】小学生の総復習に取り組むかが分かれ目! 中1生が好スタートを切るためのポイント

小学校と中学校の大きな違いと言えば、中間テストや期末テストなど、数か月ごとに定期テストが行われることです。小学校ではテストの範囲は広くても1つの単元程度ですが、中学校の定期テストは範囲がぐっと広がります。
小学校の感覚のままでいると、中学校では思うように成績が伸びなくなってしまうことも!

小学校の内容は中学校の基礎となるテーマがほとんどですが、中学校に入学するための準備では、小学校でわからないところを残さないことが最大のポイント。

進研ゼミ中学準備講座」は小学6年生最後の3か月間で、6年間の総復習から中学校の先取り学習まで完成させることができるカリキュラムが組まれています。中学1年生の1学期から好スタートを切るのにおすすめの教材です。

中学準備は小学校と中学校の勉強の違いを知ることから!

小学生の保護者の皆さんの中には、「中学校に入学するための準備って本当に必要なの?」と思う人もいるかもしれません。しかし、中学準備をするかどうかで、中学校での学習面のスタートに差がついてしまうことは少なくありません。学習面でクラスメートと差がついてしまうことは、学校生活を過ごすうえで大きくモチベーションが下がる原因にもなり得ます。中学校生活の好調な滑り出しは、中学準備にかかっていると言えそうです。

ベネッセが2016年8月に中学1年生~3年生721人を対象に行ったアンケートでは、中学校入学後の最初の定期テストで90点以上をとれた人の割合は、「中学準備をしなかった」人では28.1%、「中学準備をした」人では71.9%でした。

このデータからもわかるように、中学準備をした人としなかった人では、中学校入学後の最初の定期テストで大きな差が出てしまうのです。最初のテストで思うような点数がとれないと、中学校の勉強を進めるうえで苦手意識が生まれてしまいます。反対に、最初のテストから高得点を達成できれば、モチベーションが上がり、その先の勉強にも意欲的に取り組むことができるはずです。

では中学準備とは何をすればよいのでしょうか? まずは、小学校と中学校では学び方や学習内容が大きく変化することを知ることから始めましょう。

小学校と中学校の勉強のひとつ目の大きな違いは、勉強しなくてはいけない内容が増えることです。
まず、小学校では国語、算数、理科、社会の4教科を中心に勉強しますが、中学校では英語、数学、国語、理科、社会に加えて、音楽、美術、技術家庭、保健体育と9教科が評価されることになります。中学校によっても異なりますが、教科書の重さだけを考えても2倍近く増えるという計算もあります。

また小学校では、基本的にクラスの担任の先生がほとんどの教科を担当します。ところが、中学校では教科ごとに担当する先生が違い、教え方も先生によってさまざまになるので、入学したばかりの1年生には戸惑いの原因のひとつになりやすいのです。

もうひとつの大きな変化は、中間テストや期末テストといった定期テストが始まることです。学校によっても差がありますが、一般的には、小学校では1か月に1回程度、学んだ単元の内容を確認するテストがあるのに対して、中学校では年に5回程度の定期テストが行われます。数か月かけて学んだことを問われるテストになるので、小学校よりも範囲も広くなります。さらに、中学校の定期テストの点数は通信簿の評価に直結し、その成績は高校受験にもつながります。テストの点数に対してよりシビアになるので、プレッシャーに感じるお子さんも少なくありません。

こうした変化は保護者のかたは知っていることでも、お子さんにとっては「初めて」のことばかりです。小学校では困りごとがなかった子も、中学校で小学校との違いにつまずいてしまうことも少なくありません。中学校に入学してから戸惑うことがないよう、入学前にぜひ伝えてあげたいですね。

中学準備は「進研ゼミ」におまかせ! まずは小学校の総復習から始めよう!

では、「中学準備」のためには、具体的にどんなことを勉強するべきなのでしょうか? 中学校入学までにやっておきたいのは「6年間の総復習」「中学英語の基礎」の2つです。

【6年間の総復習】「6年間の総復習」は、小学校の内容にあやふやなところを残さないために大切なポイントになります。小学校で学ぶ内容は、中学校での学習につながる重要なテーマばかりであるため、復習をすることでわからないところを残さないことが大切なのです。

たとえば小学校の算数では3・4年生で、整数や少数の計算、分数の足し算と引き算、長さ、重さ、時間、角度、面積の単位などを学びます。5・6年生ではこれらの内容をもとに、整数の性質、分数と少数の混合計算、文字を使った式、速さの求め方などを学びます。小学校で学んだ算数を基礎として、中学校の数学が展開されるので、中学1年生で学ぶ方程式が解けないのは、小学校の分数がしっかりと身についていなかったからということもあります。さらに、一次方程式でつまずいてしまうと、その先の二次方程式、関数、比例と反比例などの単元も理解しにくく、数学がどんどん苦手になってしまいます。

お子さんによって「速さの式が理解できていない」「小学4年生で習った単位換算を忘れている」「文章題が苦手」など、つまずきの原因はさまざまです。6年間の総復習をすることで、わからないところをチェックし、「わからない」をなくしておきましょう。

とはいえ、卒業に向けて忙しい6年生最後の3か月間に、お子さんだけで総復習に取り組むのは難しい部分もあります。保護者のかたの世代と教科内容が変わっている部分もあり、保護者のかたがすべてフォローするのも難しいでしょう。そこで試してみてほしいのが、「進研ゼミ中学準備講座」です。小学校の復習のために6年間の範囲から中学に直結するポイントをおさえた問題が厳選されているので、自分で教科書をおさらいするより効率よく実力アップすることができます。

進研ゼミ中学講座」では小学6年生の12月から3月までに取り組める「中学準備講座」が開設されます。長年のノウハウを活かした効率よく勉強できる「進研ゼミ中学講座」の教材だからこそ、小学6年生の残り3か月という忙しい時期でも、中学校で好スタートを切るための準備を完成させることができるのです 。(進研ゼミ 中学準備講座は11月上旬から入会受付開始となります。)

英語をはじめとして、中学校の先取りも大切になる

中学準備としておさえておきたいもうひとつのポイントは、「中学英語の基礎」をはじめとする「中学校の先取り学習」です。

【中学英語の基礎】中学校に入学すると、英語学習が本格的に始まります。現行、中学校で学ぶ英単語は1,200語程度ですが、新学習指導要領では1,600~1,800語程度に増えます。また従来の筆記試験に加え、スピーキングのテストを導入する中学校も増えています。これからは、スピーチ、インタビュー、プレゼンテーションなどの機会で、実践的に英語で表現する力がより重視されることになります。

これまでの英語学習は2技能が中心でしたが、これからは4技能が前提となり、取り組み方が大きく変わってきます。こうした変化に対応するためにも、中学準備は欠かせません。かと言って、とくに英語は保護者のかたの世代が中高生だったころとは、大きく変わっているため、家庭でのフォローには限界を感じる保護者のかたも多いでしょう。

中学校英語の先取り学習をするなら、英語4技能の大切な基礎となる語彙力を増やすことから始めるのがおすすめです。
ベネッセの英語に関する調査でも、中学生の英語のつまずきの原因として「単語を覚えるのが苦手」が第1位に挙げられています (ベネッセ教育総合研究所「中高の英語指導に関する実態調査2015」(※)より) 。

進研ゼミ中学準備講座」では、多くの中学1年生がつまずきやすい英単語のつづりを重視。つづりと発音、意味、例文を一致させながら語彙を増やせる電子辞書や、レベル別の問題演習で定期テストでも問われる正確な「読み」「書き」を身につけることができます。さらに、ネイティブスピーカーと一対一で会話できるシステムや、お子さんの発音を自動で判定してくれるデジタル教材などで「聞く」「話す」のトレーニングにも対応しています。

進研ゼミ中学準備講座」では、英語を含む、国語、数学、理科、社会の5教科で、中学1年生の最初の定期テストから高得点を狙える先取り学習もすることができます。全国の中学校の教科書とテストを分析し、中学生の成績に差がつく問題を厳選。中学生がつまずきやすいポイントをおさえたわかりやすい解説で、中学校での変化にスムーズに対応できるようリードしてくれます。

進研ゼミ中学講座」の「中学準備講座」なら入学後も好スタートを切れる!

最後に「進研ゼミ中学準備講座」の特長をまとめてみましょう。

・中学校につながる小学校の重要テーマをおさえているから、6年間の総復習が効率よくできる
・英語の正しい「読み」「書き」を中心として、中学英語の基礎から「聞く」「話す」まで対応
・英語、国語、数学、理科、社会の5教科で好スタートを切るための先取り学習

入学前に準備しておきたい「小学校総復習」「中学英語の基礎」「5教科の先取り学習」の3つのポイントを効率よく進められるのが、「進研ゼミ中学準備講座」の強みです。

中学1年生から好スタートを切ることができれば、部活などやりたいことと勉強を両立することができるだけでなく、高校受験にも一歩リードできることは間違いありません。中学準備をするべきかどうか悩んでいるなら、ぜひ「進研ゼミ中学準備講座」をチェックしてください!

(※) 中高の英語指導に関する実態調査2015 │ベネッセ教育総合研究所
https://berd.benesse.jp/global/research/detail1.php?id=4776
https://berd.benesse.jp/up_images/research/04_Eigo_Shido.pdf

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