もはや執念!テストで1点でも多くもぎ取る裏技(?)的なテクニック
先輩たちはこうして1点でも多くもぎ取ろうとしていた!
テストでは1点でも多く取りたいところですよね。その1点が合否を分けることもあるのですから。
そこで今回は、先輩たちがテストの本番にて、たとえ泥くさくても、もはや執念とも言える情熱で、1点でも多くもぎ取ろうとした方法を紹介します。よかったら参考にしてみましょう。
■英語
選択肢の文章のうち、正解・不正解の根拠となりそうな部分に、下線を引くようにしていました。きちんと印をつけることで、選択肢ごとの比較がしやすくなり、吟味するスピードと正確さがアップしました。
九州大工学部 Y・Y先輩
■数学
関数の問題ではグラフを、図形の問題では図を、問題用紙の余白などを利用して大まかに書いて、問われていることを視覚的に確認できるようにしました。グラフや図は、細かすぎても大ざっぱすぎてもわかりにくいので、自分で必要な情報をまとめられるよう、普段から練習していました。
大阪大工学部 A・D先輩
■国語
現代文の記述の問題で、制限字数が決まっている時は、その文字数からどれだけの要素が必要なのかを予想しました。文字数が多い場合は、2~3個ほどの要素が必要になってくるので、必要な数だけ要素を探し、文章の構成や流れを考えたうえで、解答をつくりました。
東北大経済学部 F・S先輩
■物理
選択肢の中に使われている文字式や、符号の正負、根号の有無などを確認。その情報をヒントに、どんな公式を使えばその問題を解くことができるのか判断しました。
東京理科大理学部 K・A先輩
■化学
イオンの価数などをチェックして、明らかに消去できる選択肢があれば、すぐに消去。選択肢の数が多い問題では、正答を選ぶ手間を省くようにしていました。
京都大薬学部 Y・M先輩
■生物
考察問題で「最後にこの実験からどんなことがわかるか」という論述問題が出た時は、その大問で解いてきたすべての内容がヒントになることが。前の問題までの解答過程を参考にしました。
広島大薬学部 Y・H先輩
■日本史
正誤判定問題の場合は、選択肢の文に線を引き、ポイントごとに正誤を確認。途中で明らかに正解だと思っても、引っかけの可能性があるので、すべての選択肢をチェックしました。
立命館大産業社会学部 Y・T先輩
■世界史
記述式の問題で、正確な用語や年代を思い出せない場合、あいまいなまま書くと失点につながるので、ほかの言葉に言い換えができないか考えるようにしていました。
一橋大社会学部 E・Y先輩
…というわけで、もしかしたらテクニック的には邪道なものもあるかもしれませんが、いくらかは参考になったかと思います。でも確かに言えることは、たとえ泥くさくても必死で1点をもぎ取ろうとする、ガッツあふれるその姿勢こそが、皆さんを合格へと導くということです。テストには全力でぶつかっていきましょう。
文/進研ゼミ高校講座 受験情報担当 吉田