<第10回>勉強も、進路も、中学生活も。一人ひとりに寄り添い、自主性と可能性を引き出す。【PR】

中学生になると勉強が本格化し、進路も具体的に考えるようになります。多感な時期を迎え、勉強や進路、人間関係などで何かと悩みも出てくるでしょう。加えて、大学入試改革や次期学習指導要領が将来的に影響してくるため、学校生活や高校入試でも新たな対応が必要になる可能性もあります。変わりゆく時代の子どもたちに進研ゼミはどう向き合っていくのか。マニュアルでは解決できない、一人ひとりのサポートの在り方について、進研ゼミ中学講座責任者の清水里子がお話しいたします。

● 自分の勉強法を見つけるための“試行錯誤”をサポート

子どもたちの勉強に関する悩みは多く、その内容は「どれくらいの時間勉強すればいいの?」という抽象的なものから、「関係代名詞の勉強法が知りたい」といった具体的なものまで千差万別。勉強のことで困っても学校の先生に聞ける子どもはほんの一握りで、あとの子は聞くことができずに我流の勉強法でしのいでいるようです。

確かに勉強法というのは唯一この方法というものはなく、それぞれが試行錯誤しながら自分に合ったやり方を見つけていくしかありません。ただ、子どもの学習状況を踏まえて効果的と思われる勉強法を提案し、試行錯誤の過程をサポートすることはできます。自分の勉強法が確立されると勉強に自信がつきますし、主体的に学ぶ意欲も高まって、プラスの循環を生みます。「赤ペンコーチ」はまさにこの役割を担う学習サポートサービスです。担任の赤ペンコーチが子どもからの質問に対し、一人ひとりの取り組み履歴を踏まえ、有効な学習法や学習計画立案、教材の活用方法をアドバイス。提案した方法が合わない場合はほかのアプローチを考え、子どもと一緒にベストな勉強法を探します。

さらに、今年度からは子どもに勉強法をヒアリングし、その子の勉強レベルに合った方法を提案することを強化します。勉強の仕方は、まったく予復習しない子もいれば、予復習はするけれど答え合わせはしない子、答え合わせはするけれど解説は読まない子など、人それぞれ。一様に同じレベルを求めるのではなく、一人ひとりのレベルに合った勉強法を用意し、ベビーステップで成功体験を積むことで無理なくレベルアップをはかります。これからは単に勉強法を提案するだけでなく、その子のレベルに応じた方法を提案することで、より効果的な勉強法の確立を目指していきます。

このほかにも、勉強法サポートとして「先輩直伝ひろば」という大学生チューターが勉強法の質問に答えるWebサービスがあります。ひとつの質問に対し複数の回答がもらえるので、いろいろな意見を聞くことができるのが魅力です。自分だけの勉強法を考えてくれる「赤ペンコーチ」、匿名で気楽に質問できる「先輩直伝ひろば」。その時々の状況に応じてサービスを使い分けてもらえたらと思います。


進研ゼミ中学講座サイト会員ページ <先輩直伝ひろば>

● 志望校合格に向けて、進路とメンタルの両面をサポート

勉強法と同様、進路も「こうすればいい」という方法論はなく、マニュアルで答えられるものでもありません。ただ、ひとつ言えるのは“自分が納得できる進路”にすること。それを実現するために、自分はどうしたいのか、それに対して保護者の方はどう考えているのか。まずは家庭でしっかり話し合うことが大切です。そうした思いを背景に、進研ゼミでは一人ひとりに向き合い、最終的には「自分で決めた」という方向にもっていけるようにサポートしていきます。

進路の相談はそれぞれなので、多様なニーズに対応すべく各種サービスをご用意しています。まずお子さまからの相談にはWebサービス「個別合格アドバイス」で対応。ここでは主に模試の結果などをもとに志望校に合格するためのアドバイスをしています。また、先にご紹介した「先輩直伝ひろば」でも、大学生チューターの実体験に基づいたリアルなアドバイスを聞くことができます。そして、保護者からの相談は「進路個別相談ダイヤル」をご用意。志願変更など切迫した相談にも丁寧に応じています。

それから、子どもからの相談で多いのがメンタルな悩みです。受験が迫ってくると不安になり、ただ話を聞いてほしい、ただ励ましてほしいという心境になるもの。「赤ペンコーチ」はそんな子どもの声に耳を傾け、ときには励まし、ときには背中を押してサポートしています。センシティブな時期なので、言葉選びにはとても気を使っていて、赤ペンコーチの中には「〜だよ」と「〜だね」という言い方ではどちらが心に響くだろうかと何時間も考える方も。だから、ずっと見守ってきた子どもの合格発表の日は、報告を今か今かと待ちわびてパソコンを何度もチェックしたり、報告が来たときはうれしくて泣いてしまったりするそう。心の声に寄り添ってきた赤ペンコーチだからこそ、子どもを想う気持ちは人一倍なのです。


進研ゼミ中学講座サイト会員ページ <質問相談室>

● 勉強だけじゃない。心を寄せる第三の存在として

「赤ペンコーチ」という窓口ができたことで、勉強以外の悩みも以前に増して聞こえてくるようになりました。やはり友人関係や恋愛のこと、部活の上下関係の悩みが多いですね。人間関係のことは親には相談しづらいもの。かといってほかに頼るところもない。そこで、「赤ペンコーチ」は親身になって話を聞いてくれる貴重な存在として、悩みを打ち明ける子どもが増えています。話しづらいことも顔を突き合わせないからこそ言えるところもあり、対面ではないことが逆に強みになっています。まれに深刻な内容もありますが、そうした場合はカウンセラーの資格と実績をもつ専門の先生にアドバイスを仰ぐ、あるいは公的機関の相談窓口を紹介するなどの対応をとっています。

「赤ペンコーチ」は基本的には学習アドバイザーですが、こういった勉強以外の質問にも答えています。それはやりとりを通して信頼関係ができると勉強のサポートがスムーズになるからです。また、多感な時期は、上からでも横からでもない、“斜め”の関係であるコーチだからこそ、子どもは包み隠さず相談してくれる。この時期の子どもにとって、親でも先生でも友達でもない、第三者の大人の存在はとても重要だと考えます。
家庭、学校、そして進研ゼミ。子どもの居場所は多ければ多いほど救いになり、それぞれに唯一無二の価値があります。言うまでもなく、家庭には家庭にしかできない役割があります。中学生になると親子の時間が減りますが、ご家庭でもぜひお子さんと向き合う機会を積極的につくってほしいと思います。


進研ゼミ中学講座 ハイブリッドスタイル <トークボード> 赤ペンコーチとのやり取り例
※実際のやり取りを基に内容を一部編集しています。

●“寄り添う”ことで自主性と可能性を引き出し、生きる力につなげる

一見すると、「赤ペンコーチ」は学習アドバイザーとしての役割を逸脱しているように見えるかもしれません。しかし、こうした緩やかな絆をつくれるのは進研ゼミだけだと自負しています。進学だけでなく、その先の未来を見越した学習を念頭に置く我々は、こうしたトータルのコミュニケーションを重視しています。そこで常に意識しているのは“受け止めて寄り添うこと”。どんなときも味方になるという空気感をつくったうえで、過去の会話や学習履歴などから分析して検討し、その子が一歩踏み出すためのサポートをします。あくまでも行動するのは子ども自身。我々はその自主性と可能性を最大限に引き出していく。それがゆくゆくは変化の多い時代を生き抜く力になっていくと信じています。

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