今年の夏休みこそ、読書習慣を身につけて読解力をアップさせるには?

ふだんとは生活サイクルが異なる夏休みは、時間がたっぷりあるので新しいことにチャレンジするのにぴったりの時期。今年の夏休みこそ読書習慣を定着させて、国語はもとより、あらゆる教科の学力を支える読解力を高めましょう!

読解力はあらゆる教科の土台となる大切な力

読解力は、国語力に直結するだけではありません。他教科においても、教科書や参考書をじっくりと読んだり、テストの問題文を正確に読み取ったりすることが求められますから、あらゆる教科の学力を支える力と言えるでしょう。さらに会話においても相手の話をしっかりと理解する力が求められますが、これも広い意味での読解力といえるでしょう。

それでは、どうすれば読解力は高まるのでしょうか。効果的な2つの方法をご紹介します。

国語の教科書を繰り返し音読する

読解力を高めるために、まず国語の教科書を繰り返し音読する学習から始めましょう。「何度も読んで意味があるの?」と思われるかもしれませんが、文章を丸暗記してしまうくらい読み込むことに大きな意味があるのです。

何度も音読するうちに内容の理解が深まり、小説なら情景のイメージがどんどん膨らんでいきます。次第に「作者はこういう思いでこの描写を入れたのか」といった細かな意図にも気づくでしょう。説明文なら、論理の構成をしっかりと理解できるようになります。

もちろん、教科書以外の小説などを音読してもよいのですが、教科書の文章は分量が適切で、発達段階に合った題材が選ばれていますし、それに教科書を読み込むことで授業の理解が深まってテストの点数アップも期待できます。

黙読の場合、無意識に読み飛ばしてしまうことも多いですから、やはり音読がおすすめです。保護者が横で聞いてあげて、「だんだんスムーズになってきたね」「そこで区切るとわかりやすいね」などと声をかけてあげましょう。

次のステップとして、音読した文章を書き写しましょう。教科書と同じ段落で書くようにすると、文章の順番や論理の構成がよくわかりますし、カギカッコの使い方や句読点の打ち方など作文を書くときに大切な文章のルールも身につきます。

保護者が本の読み聞かせをする

自分だけで理解しながら本を読み進められる状態が理想ですが、読書習慣が定着していないと難しいものです。にもかかわらず、「読書しなさい!」と保護者に言われ続けると、ますます本嫌いになってしまいかねません。

文章を読むのが苦手な子どもは、文字を追うことに精一杯で、物語の背景や情景を想像したり理解したりできないことが多々あります。そこで読書習慣を定着させる導入として保護者が、子どもが興味をもった本の読み聞かせをしてあげましょう。文字ではなく音から入ることで、想像力が引き出され、物語の背景まで理解しやすくなります。

しばらく読んであげると、本のおもしろさに気づき、自分でも読みたいという気持ちがわいてくるはずです。「次は自分で読んでみるよ」といった言葉が聞かれたら、文章を読み解く準備ができたと考えてください。その後も書店や図書館に連れて行くなど、興味のある本に出合うためのサポートをすれば、おのずと読書習慣は定着するはずです。

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