定期テストの答案には得点アップのコツが隠されている!? 答案を活用した勉強法とは
定期テストの答案が返却されても「点数だけ見て、もう思い出したくないから机の中に入れっぱなし…」という人もいるのではないでしょうか? 定期テストの答案には、次のテストで得点をアップさせるコツが隠されています。今回の記事では定期テストの答案を活用した復習法と勉強の改善法を紹介します。
まずは、自分の間違えた問題のパターンをチェックしよう
テストで間違えるパターンとしては、「うっかりミス」「見たことはあるけど、解き方を間違えてしまった」「そもそもまったくわからなかった」の3つがあります。自分の答案を見直して、どのパターンの間違えが多いかを調べてみましょう。また、「実はわからなかったけど、たまたま正解した」という問題もあるかもしれないので、間違えた問題以外もチェックすることを忘れずに。
うっかりミスが多い人は、普段から時間を意識して問題を解く練習を
うっかりミスは、テスト中に焦ってしまう人に多く見られます。時間に追われて問題文を読み間違ったり、雑な計算をしてしまったりしていませんか? これらは「テスト中の時間配分に慣れること」「見直しの時間をつくること」で防ぐことができます。普段の勉強のときから時間を意識して問題を解く練習をしましょう。
また、英単語のスペルミスや漢字のちょっとした間違いが多い人は注意が必要です。自分ではうっかりミスだと思っているかもしれませんが、そもそも「ちゃんと覚えていなかった」という可能性もあります。次のテスト前には、英単語や漢字の暗記もおろそかにしないようにしましょう。
“わかったつもり”になっている人は、問題を何度も解いて知識を定着!
「見たことはあるけど、解き方を間違えてしまった」という問題がたくさんあるのは、“わかったつもり”になっている人に多いパターンです。授業で理解した知識をいかに定着させるかがカギになります。英語の文法問題の復習をするときは例文ごと書き写したり、数学のテストを復習するときは教科書を見直して問題を解き直すだけでなく、ワークの類題も解くようにしましょう。
次の定期テストに向けた対策をするときは、自分が覚えた知識を友人に説明してみるという方法もおすすめです。誰かに教えてあげることで、知識が定着しやすくなりますし、自分があやふやに覚えている部分に気づくこともできます。
「そもそもわからなかった…」という人は、教科書や授業ノートの見直しを
「そもそもまったくわからなかった」という問題が多い人は、足りていない知識を基本から覚え直す必要があります。教科書や授業ノートの見直しから復習を始めましょう。まったくわからない状態では復習もできないので、得意な友人の力を借りたり、先生に質問したりするのも一つの手です。
また、このタイプの人はもしかしたら普段の勉強のやり方に問題がある可能性も。部活で疲れて自宅で勉強できていなかったり、授業中にウトウトしてしまったりしていませんか? 「疲れていたら、早めに寝て、朝勉強する」「休日に多めに勉強する」など、自分の生活サイクルを改善していきましょう。