今どきの子どもの年賀状事情 昔ながらの年賀状? それとも…
毎年、年末が近づくにつれ気になってくる年賀状、昨今はパソコンや手書きなどで年賀状を作成して送るだけでなく、メールやSNSで済ませるなど、その様相も変わってきました。以前に比べ選択肢が増えたことにより、世代やライフスタイル、価値観によって、様々な選択ができるようになったといえるでしょう。
では、今どきのお子さまはどんな年賀状のやり取りをしているのでしょうか? 子どもたちの年賀状事情についてアンケートを行いました。
まだたくさんいる! 年賀状でやり取りをする子どもたち
【質問】
今どきの子どもどうしの年賀状は、昔ながらの年賀状? それ以外?
【回答数】
年賀状(郵便はがき):76%
それ以外(webメールなど):24%
アンケートの結果、年賀状をはじめとする郵便はがきを選んだ人が76%という結果になりました。
・子どもにとっても楽しみの一つなので、仲のいい友達ぐらいは、年賀状交換をさせています。(30代/女性/パートアルバイト)
・小学校2年生なので、スマホや携帯を持っていない生徒のほうが多いから。(40代/男性/会社員)
・低学年でスマホやパソコン持ってないので、とりあえずまだ手書きの年賀状送ってますね。(30代/女性/会社員)
・普段はスマホのLINEとかでやり取りをしているが、年賀状に関しては親のすすめもあり、手書きの年賀状を出しています。(50代/男性/会社員)
・メールでのやり取りもしながら、年賀状も、親しい友達には出しています。(40代/女性/パートアルバイト)
手軽に送れるメールやSNSも人気!
年賀状に次いで、webメールなどの年賀状以外と回答した人も24%いました。
・子どもだけでなく、大人の年賀状も年々少なくなっています。年賀メールのほうが、便利で簡単、タイムリーに送ることができるからだと思います。特に子どもどうしは、「あけおめーる」交換やLINEでのやり取りなどで盛り上がっています。(50代/女性/専業主婦)
・私自身もですが、年賀状は手書きや印刷など手間がかかるのでメールで済ませることが増えているためか、子どももwebメールを利用したこともあります。できるだけ、年賀状を送る環境を毎年作るようには努力しています。年賀状はポストに届いてるとうれしいですしね。(40代/女性/専業主婦)
・一部年賀状で、残りはメールのやり取りのようです。上手く使い分けてますね。(40代/男性/会社員)
・年賀状を送るという習慣自体がなくなっています。友達の住所も知らないことが多いので出さないです。(40代/女性/専業主婦)
はがきに比べると圧倒的に準備や手間が少なくて済むメールやSNSは、手軽に送れるだけでなく、年が明けてすぐタイムリーに連絡し合えるという魅力もあるようです。また、普段から携帯・スマホなどでの通信手段が主流だと、住所を教え合う必要性や機会も少なく、メールやSNSで送るのが自然の流れとなりつつあるという側面も見て取れます。
それぞれ使い分けて使っている子どもも!
以前に比べると年賀状の送り方も多様になってきており、今後もこの風潮は続くことが予想されます。一方で、送る相手によっては年賀状とメール・SNSなどの両方を出す、使い分けて出すなどの回答もあり、それぞれのよいところを使い分けているお子さまもいるようです。どちらかに固執するのではなく、それぞれのよいところ、便利なところを取り入れながら柔軟に使っていくのも賢い選択かもしれませんね。選択肢が増える中で、より自分に合う方法を見出していくのも自己表現の一つといえるでしょう。
【アンケートについて】
■調査地域:全国
■調査対象:お子さまをお持ちの保護者のかた
■調査期間:2015年10月21日〜2015年11月04日
■調査手法:Webアンケート
■有効回答数:100サンプル