我が子が加害者になる前に、知っておきたい自転車事故のリスクと保険

我が子が加害者になる前に、知っておきたい自転車事故のリスクと保険自転車と歩行者による事故が年々増加している。普段、子どもは「守るべき存在」として多くの大人から見守られているものの、子どもが「加害者」になるというリスクについてはあまり語られない。ベネッセ教育情報サイトでは、ファイナンシャル・プランナーの當舎緑氏に、加害者になるリスクに着目して備える自転車保険について伺った。

 

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自転車は、原則として車道を走ることが義務付けられています。しかし、自転車専用道路がなかなか確保できていない現状では、車道を走るスピードのまま歩道を走るなど、マナーの悪化から事故につながるケースが増えています。無灯火で携帯電話を操作しながら走行し、女性と衝突した女子高校生が約5,000万円の賠償を命じられたり、60代の女性を自転車ではねて寝たきりの状態にさせてしまった少年の保護者に、9,500万円の賠償を命じる判決が出たりと、子どもの不注意で起こった加害事故に対して、高額な賠償金額が請求される事案が出てきているのです。自転車保険は、自転車に搭乗中の事故で、本人がけがや死亡をした時に保険金が支給されるものです。また、相手と示談ということになると、個人で対応することは難しいことから、法律相談や弁護士費用が補償される保険もあります。


なお、TSマーク付帯保険や個人賠償責任保険に加入していれば、単独で自転車保険に加入しなくても、損害賠償を補償できることがあります。子どもに賠償請求が出されても、子どもが払えなければ、もちろん、保護者も連帯責任として賠償をする必要が出てきます。保険は「お守り」です。何もなければもちろんよいですが、何かあった時に、自分の努力や誠意だけでまかなえるケースばかりとは限りません。ついつい、子どもは弱者と考えがちですが、加害者になることもありえます。自転車のマナーやルールを子どもに教えるだけでなく、加害者になった場合に備える保険も忘れずに対策を取っていただきたいと思います。

 

出典:もし子どもが事故の「加害者」になったら? 専門家がリスク対策を伝授 -ベネッセ教育情報サイト

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