図書館の上級ユーザーになるコツは、司書とのコミュニケーションにあり!

図書館の上級ユーザーになるコツは、司書とのコミュニケーションにあり!ふだん、なにげなく使っている図書館だが、使い方のコツがわかれば、もっと上手に活用できるはず。ベネッセ教育情報サイトでは、学校の図書館や地域の図書館の上手な利用のしかたについて、帝京大学教育学部の鎌田和宏氏に教えてもらった。

 

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ただ本を借りるだけではなく、もっと上手に図書館を活用するには、どのような方法があるのでしょうか。地域の図書館と学校の図書館を最大限活用する方法をご紹介します。

 

地域の図書館の場
司書におすすめの本を聞いてみましょう。「こんな本が読みたい」「何か面白い本はないか?」など、どんなことでもよいので、ぜひ相談してみてください。普段から本を読まれるお子さまにも、自分ではあまり読まないジャンルの本をおすすめしてくれるかもしれません。きっと、新しい読書の扉が開くはずです。

 

また、引っ込み思案でどうしても司書に話しかけられないお子さまは、子ども向けの読書案内の本(おすすめの本を紹介している本のこと)を探して、そこですすめられているものを読んでみるのも一案です。また、公共の図書館の中には、子どもにおすすめの本をパンフレットなどにまとめている図書館もあるので、地域の図書館で探してみるのもいいでしょう。

 

学校の図書館の場
とにかく頻繁に通って、本をたくさん借りましょう。そして、読みたい本をリクエストしてみてください。本のリクエストは、学校司書や司書教諭、図書担当の先生に直接頼んだりするほか、リクエストの投書箱を設けている学校もあります。また、地域の図書館でやっているような自由研究のイベントを学校の図書館でもできないか、相談してみるのもいいかもしれません。学校の図書館も地域の図書館も、利用することによって、どんどん発展していくはずです。

 

出典:本を借りるだけではもったいない! 図書館の使い方【前編】 -ベネッセ教育情報サイト

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