知識も一生、アップデートし続ける時代へ オンラインで広がる、新しい生涯学習の形とは?

知識も一生、アップデートし続ける時代へ オンラインで広がる、新しい生涯学習の形とは?グローバル化をはじめとした時代の大きなうねりの中で、大きな変化を迫られている学校の在り方。もはや子ども・青年時代に学校で学んだ知識が一生通用する時代ではなくなっているという。ベネッセ教育情報サイトでは、教育ジャーナリストの渡辺敦司氏に「生涯学習」の重要性について解説してもらった。

 

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政府の教育再生実行会議が2015(平成27)年3月に発表した第6次提言のタイトルは、「『学び続ける』社会、全員参加型社会、地方創生を実現する教育の在り方について」でした。

 

教育改革の流れの中で、最近期待されているのが、大学などを、若者だけでなく社会人なども対象とした、「全世代のための学びの場」へと転換することです。知識基盤社会と言われる現代に対応するには、高等教育の役割が欠かせません。そして、その知識を一生更新し続けなければならないとしたら、いつでも高等教育にアクセスできるようにすることがますます必要になるのです。

 

とはいえ、働きながら大学に通うのは容易なことではありません。そのための環境整備が不可欠なのはもちろんですが、その一方で、進展するICT(情報通信技術)環境を活用して、高等教育レベルの高度な知識を、しかも国境を越えて提供しようという動きが起こっています。それが「MOOC」(ムーク=大規模公開オンライン講座)であり、その日本版である「JMOOC」(ジェイムーク)です。

 

これらは国内外の<大学発>の事例ですが、多様な学習機会の提供主体は、大学関係機関にとどまりません。たとえば、米国の企業が提供する「Udemy」(ユーデミー)は、ビジネスや資格からダイエット、趣味、学校の勉強まで、教えたい人と学びたい人をつなぐ世界最大規模のオンライン教育プラットフォームで、700万人もの人が学んでいるといいます。英語が中心でしたが、このほどベネッセコーポレーションが同社と業務提携を行い、日本版サービスの提供を始めました。

 

出典:一生、学び続ける社会へ 社会人も大学やオンラインで -ベネッセ教育情報サイト

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