あなたはどのタイプ? 性格別夏休みの勉強攻略法

夏休みは、学校中心の普段の生活と違い、勉強のペースや生活サイクルを自分で決めなくてはなりません。きちんと意識していないと、生活が乱れ、勉強がおろそかになってしまうかも…。そこでこの記事では、性格別に3つのタイプに分けて、夏休みの効率的な勉強法を紹介します。


タイプ1 楽しいことに目がない! 勉強は後回しタイプ

 学校がお休みなぶん、遊びの誘惑が多くなる夏休み。楽しいことが大好きなキミは、ついつい誘惑に負けて、勉強を後回しにしてしまいがちではありませんか? 夏休みが終わりに近づいてから宿題に取り組みはじめ、大慌てした経験があるのではないでしょうか。やりたいことと勉強を上手に両立させるためには、まず簡単なものでよいので学習計画を立ててみましょう。

 

スケジュールを立てるときは、最初から細かく決めようとせず、「いつまでに」「どの科目の宿題を終わらせるか」をざっくり決めましょう。カレンダーには勉強の予定だけでなく遊びの予定も書き込むこと。先の予定がわかっているだけでも、なりゆきまかせの生活をしなくなるものです。

 

また、「勉強する時間帯」を決めるのもおすすめです。「昼食の後」「夕食の前」「寝る前」など、自分が取り組みやすい時間帯に、毎日少しずつ勉強を進めましょう。習慣が身につくにつれて、自然と勉強できるようになります。

 

 

タイプ2 涼しい部屋で1日中ダラダラタイプ

 「暑くて、どうもやる気がおきない」「夏休みはまだまだ時間がたっぷりあるから…」と、涼しい部屋でダラダラしがちなキミ。時間はあるのに何もしないのは、少しもったいない状況です。自分で勉強内容を決められる夏休みは、成績を上げるよいチャンスなのですから、モチベーションを高めて机に向かってみませんか。

 

自宅にはマンガやゲームをはじめ、勉強に集中しづらい環境がたくさんあるでしょう。誘惑に負けないために、図書館や学校など、勉強に集中できる場所に出かけてはどうでしょう。「遊ぶのは勉強を終えて帰ってきてから」と決めてしまったほうが、メリハリのある生活が送れるはずです。

 

1人で勉強しても、なかなか長続きしないという人もいるでしょう。そんな人は、友人を巻き込んで勉強するのがおすすめ。宿題の進み具合を報告し合ったり、課題を終わらせる日を競い合ったりして、勉強自体を楽しむことも勉強を長続きさせるコツです。

 

 

タイプ3 やりたいことが多すぎる欲張りタイプ

 「せっかくの夏休み。部活も勉強も遊びも、できることは全部チャレンジしたい」という欲張りなキミ。このタイプの人は、「いかに効率よく勉強を進めて、部活や遊びの時間をつくるか」が大切になるでしょう。

 

心がけてほしいのは、スキマ時間を有効活用すること。課題図書の読書など、机に向かわなくてもできる勉強は、スキマ時間を活用してみたらどうでしょう。「スキマ時間なんてない!」という人でも、まず1日の自分の行動を振り返ってみましょう。なんとなくスマホに手が伸びていたり、観るつもりがなかったテレビを眺めている時間はありませんか。やりたいことが多いぶん、ムダに過ごす時間を極力減らすように、生活を見直してみましょう。

 

 

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