夏休みの自由研究 おすすめの工作をご紹介!【小学校低学年向け】
夏休みになると、親も頭を悩ませてしまうことの多い自由研究。工作や観察、研究など、何をしても自由というのがかえって困るという声も聞こえてきます。でも、自由研究は子どもの好奇心を刺激し、自分で学ぶ意識を身につけるいい機会。1ヵ月半という長い時間のとれる夏休みですから、普段はできないことに挑戦させてあげたいですね。今回は、1~3年生におすすめの工作をご紹介します。ぜひアイディア出しの参考にしてみてください。
「好き」を一緒に見つけてあげよう
自由研究は、子どもが楽しいと思うことをさせてあげるのが一番。でも、1~3年生のうちは、自分でテーマを見つけることが難しい場合も多いでしょう。アイディア出しの段階ではアドバイスをしてあげては? しかし、実践する際にはなるべく子どもの自由にさせてあげて。子どもの好奇心や創作意欲を満たすことができるはずです。
粘土や絵画などの身近な工作
1~3年生のうちは、粘土や絵画を自由研究にする子も多いようです。図工の授業でも行うことも多いため、子どもにとって身近な工作。自分の手で粘土をこねて形を作ったり、色を混ぜて自分だけの色を塗ったりする工程は、子どもの想像力を大きくかきたてます。せっかくの夏休みなので、普段とは、ちょっと違った作品を作ってみるのもいいですね。絵を描くのが好きな子なら、これまで描いたことのない大きなサイズの絵を描いたり、粘土が好きなら、中に芯を入れて立体的な作品を作ってみたり、大作への挑戦は子どもを夢中にさせることでしょう。
オリジナルのアイテム作り
市販されているキットなどを使って、自分だけのオリジナルアイテムを作ってみるのもおすすめです。かけ時計が作れるキットで、パーツを組み合わせて自分だけの時計を作るのもいいでしょう。中に好きな人形などを入れられるキラキラのスノードームキットなど、市販のものを上手に取り入れることで、実際に使えるアイテムを作ることができます。自分で作ったものを生活の中で使うことは子どもにとって大きな喜びとなるでしょう。物に対する愛着も湧きそうですね。
自由研究は、単なる宿題ではなく、子どもにとって夏休みの思い出にもなる大切なものです。親子で一緒に、楽しみながら取り組んでみてくださいね。
〈市販されているキットのご紹介〉
●スノードーム手作りグッズ
いろいろな大きさのドーム、カラーパウダーなどのグッズが販売されています。中に入れる人形などは、オーブン粘土で作成し耐水性のニスを塗るなどすれば自作することもできます。
●K-クレイ
軽くてよく伸びる使い勝手のいい紙粘土です。薄くしたり、長く伸ばしたりしやすいので細かい表現ができます。絵の具で色をつけて、本物そっくりのケーキを作ったり、立体的な昆虫を作ったり、アイディア次第でなんでも作れます。
●かけ時計作成グッズ
好きな壁紙に針、数字を組み合わせてオリジナルの時計が作れるグッズです。壁紙に自分で絵を描いてもよさそうですね。
取材協力 東急ハンズ新宿店