心配な子どもの夏休みの自由研究! あなたなら手伝う?
夏休みともなれば子どもは遊んでばかりで、なかなか宿題をせずあとで慌てて取り組むといったことはよくあることかもしれません。つきっきりで夜遅くまで、子どもに宿題をさせることになった親御さんも意外と多いのではないでしょうか。その宿題の中で、まとめてできないのが夏休みの自由研究! まとめるまで日数が掛かることもあるため、取り掛かりが遅くなると完成しないことになりかねず、親としても心配ですよね。
子どもにとっても、何を研究してよいか悩んでしまう宿題! 親として手伝ってよいものか悩んでいる方もいるかもしれません。そこで、子どもの自由研究を手伝うかどうかアンケートを取り、どうしているのか親御さん100人に聞いてみました。
【質問】夏休みの自由研究!
あなたは子どもの研究を手伝いたいですか?
【回答数】
いいえ:53%
はい:47%
子どもだけでやり遂げることが大事!? 「いいえ」の回答が多い!
アンケートによると、「いいえ」と回答した人が53%となり、「はい」と答えた人より多い結果となりました。
・毎年、手伝いたくはないが結局手伝うこととなってしまうため。今年はほぼ1日で終わるようなものを選んでほしい。(40代/女性/専業主婦)
・あくまで子ども自身の課題なので、自分の力でやり遂げてほしいです。(30代/男性/会社員)
・自分でできるところまでは、嫌がったり飽きたりしても自分でさせます。どうしても1人じゃできない部分や危ないかなと思った時は手伝います。(20代/女性/専業主婦)
・テーマとか考え方とか、ヒントめいたことは教えるかもしれませんが、手伝うのは違うと思うので。(50代/男性/専業主夫)
子どもの課題なのだから、自力でさせたいという声が多く聞かれ、親が手を出してしまっては、子どもにとってよくないと考えている様子がうかがえます。とはいえ、全く何もしない人は少ないようで、ヒントを与えたり子どもだけではできないところを手伝ったり、関わっている親御さんも多く見受けられました。
手伝いたくないけれど結局手伝うことになるという人もいて、やはり子どものことは心配なようです。大切な子どもをなんとかしてあげたいという気持ちは皆さん共通しているようです。
手伝うことで子どもの成長を促す! 「はい」の回答も意外と多い!
アンケートの結果、「はい」と回答した人は47人いました。半分弱の人は手伝いたいと考えているようです。
・まだ一人では難しいし、調べ学習は手伝うことで学ぶことができるから。(40代/女性/契約派遣社員)
・手伝えるものならば、できるかぎり力になりたいとは考えています。(20代/女性/専業主婦)
・できるだけのことは自分でさせるが、どうしても困って行き詰まることがあるときは助けてあげたいから。(20代/女性/専業主婦)
・本当は自分でやるべきかとは思うが、テーマを考えたり、資料集めしたり、文章にしたり、ぼけ防止にもなるので、実は結構楽しんでいたりする。(50代/女性/専業主婦)
手伝いたいと考えている親御さんからも、様々な意見が出されました。調べ学習では手伝うことで子どもが学べるといった声や、基本的には子どもにさせるけれど先に進めない時は手を差し伸べたいといった声がありました。親が関わることで、子どもが成長すると考えている人も多いようです。また、子どもと一緒に自由研究をすることを楽しんでいる人もいて、子どもと関われることをうれしく思っている様子もうかがえました。
手伝うかどうかに関係なく、子どもを心配する親心は同じ!
今回のアンケートでは、子どもの自由研究を手伝いたいと思わない人の方が若干多い結果となりました。手伝うことは、子どもにとってプラスにならないと考える一方、子どもが悩んでいる時は手を差し伸べる人も多いようです。手伝いたいと回答した人では、関わることで子どもの成長を願っている様子がうかがえました。
手伝いたいかどうかの回答は分かれましたが、子どもにより成長してほしいと考えているのは、どちらにも共通していることのようです。子どもにとって、親が見守ってくれていることは安心感につながり、課題に前向きな気持ちで取り組めるのかもしれませんね。
【アンケートについて】
■調査地域:全国
■調査対象:お子さまをお持ちの保護者のかた
■調査期間:2015年05月19日~2015年06月02日
■調査手法:調査手法:Webアンケート
■有効回答数:100サンプル