子どものいる方必見！夏休みの過ごし方で注意したいことは？
長期の休みとなる夏休み、気をつけないと、子どもは毎日ダラダラと過ごすことになってしまいかねませんよね。学校から出された宿題もありますし、毎日家にいることから不規則な生活になりがちな面もあるでしょう。また、2学期に向かう大切な時期でもあり、夏休みの過ごし方で勉強にも差が出てしまうことを心配する方もいらっしゃるのではないでしょうか。
とても大切な夏休みの過ごし方、子どもにどうしてほしいか、考えている親御さんも多いことでしょう。そこで、勉強や家庭での生活のことで、子どもにさせたい3つのことについて100人の方にアンケートを取り、意見をうかがってみました。
【質問】夏休み中、次の3つのうち、子どもに最もやらせたいことは何ですか？
【回答数】
とにかく夏休みの課題：57％
整理整頓、部屋の片づけ：27％
2学期からの目標設定：16％
早めに終わらせてほしい！ とにかく夏休みの課題と答えた人が最も多い！
アンケートによると、「とにかく夏休みの課題」と回答した人が57人と最も多い結果となりました。
・まずは目先の夏休みの課題をきちんとさせたいと思います。それ以外はその後ですね。(40代/男性/会社員)
・たくさんの休みの中、宿題をコツコツやることの大切さを知ってほしい。そしていつの間にか時間の管理ができたらうれしい。(30代/女性/専業主婦)
・課題をやり遂げないと、親も安心できないので、まず、課題が終わってからほかのことをさせる。(50代/女性/無職)
・夏休みの課題を決める。明日からはこれをやると決めていけばそれに必要なものが見つかる。そうすれば自然と整理整頓するようになると思う。(50代/女性/専業主婦)
課題に取り組むのが遅くなって後で苦労することが多く、まずは夏休みの課題をしっかりさせたいといった声が多くありました。まだまだ休みがあると、ついつい後回しにしてしまいがちな傾向を心配する人が多いようです。宿題をコツコツやることの大切さを知ってほしいという意見もあるように、子どもには積み重ねていくことの大切さを身につけてほしいようですね。そのことが、子どもの自信につながるのかもしれませんね。
整理整頓で気分一新、2学期に向け目標を持つ！ 得られる効果とは？
アンケートの結果、次に多かったのが「整理整頓、部屋の片づけ」、そして「2学期からの目標設定」という順となりました。
・整理整頓や部屋の片づけは日頃学校に行っている生活の中ではなかなかできないので、いったんきれいに片づけて気持ちも新たにして勉強などに取り組んでほしい。(50代/女性/専業主婦)
・新学期を迎えるために、部屋の中の整理整頓をして、気持ちを切り替えてほしい。(50代/女性/会社員)
・2学期からの目標を立てることにより夏休みの宿題などもやる気が出るでしょうし、明確な目標があるのとないのとでは、行動も随分と変わってきます。(30代/男性/会社員)
・漠然と日々生活するよりも、なにか目標を持って過ごしたほうが日々充実できると思う。(20代/女性/専業主婦)
整理整頓や部屋の片づけをさせたいという人では、そのことで気持ちも新たになるからとの声が多く、環境を変えることで子どもにやる気が出てくることを期待する様子がうかがえました。部屋の環境を自分で変えるという体験が勉強への取り組みにも変化をもたらすと考えているようです。
また、2学期の目標を立ててほしいと思っている人は、そのことで夏休みの宿題にもやる気が出ると考えており、子どもには、目標を持つことで今を充実あるものにしてほしいと思っているようですね。
気が緩みやすい夏休みこそ親の出番！ 自宅学習の大切さを子どもに！
今回のアンケートでは、「とにかく夏休みの課題」の回答が最も多いことがわかりました。最低限やるべきことなので、親も安心したい面はあるようですが、それだけでなく毎日コツコツ取り組むことで得られる積み重ねの大切さを、子どもに感じてほしいようでした。
整理整頓や部屋の片づけ、2学期への目標設定についても、それらのことを行うことで得られる効果、自分で変えていくことや今を大切にすることを身につけてほしいようです。
子どもの気が緩みやすい時期だからこそ親が関わり、生活習慣や自宅での学習を大切にしたいものですね。
【アンケートについて】
■調査地域：全国
■調査対象：お子さまをお持ちの保護者のかた
■調査期間：2015年05月19日～2015年06月02日
■調査手法：Webアンケート
■有効回答数：100サンプル
