通知表活用Q&A 見せたがらない子どもにどうすれば?

通知表活用Q&A 見せたがらない子どもにどうすれば?ベネッセ教育情報サイトでは、作家・教育コンサルタントとして活躍する中井俊已氏に、子どもを伸ばす通知表の活用の仕方について伺うと共に、通知表の活用に関する保護者のお悩みに回答をしてもらった。ぜひ今後に生かしてほしい。

 

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通知表の結果をもとに、次回の通知表ではどうしたいのか、お子さま自身に目標を立てさせましょう。たとえば、「国語の成績をもう一段階上げる」などです。その際、目標を達成させるには、具体的にどんな対策をしたらよいかも一緒に考えさせることがポイントです。小学校高学年くらいになると保護者に言われなくても自分の成績を反省し、自分で主体的に勉強していく習慣を身に付けることができます。子どもに具体的な対策を考えさせたい時は、「このままだと国語の成績は上がらないよ」ではなく「国語の成績を上げるには何に取り組めばよいかな?」と声をかけましょう。

 

【通知表活用のQ&A】
Q:小学1年生の男の子がいます。真面目に話をしたいのですが、話も聞いてもらえませんA:まずは10秒間、目と目を合わせて話す習慣を身に付けさせましょう
低学年のお子さまの場合、いきなり通知表の話をするのは、少々ハードルが高いかもしれません。まずは、目と目を合わせて話すことから始めてください。最初は10秒間でよいので、お子さまに今日あったことを話させる、もしくは保護者の話を静かに聞かせるという習慣を身に付けさせましょう。次第に、お子さまは、話を聞くことに慣れてきます。通知表の話も親子でできるようになるはずです。

 

Q:通知表を見せたがりません。どうしたらよいでしょうか?
A:「絶対に怒らない」と約束し、できていることをほめてあげましょう
通知表を保護者に見せたくないというお子さまはおそらく多いですよね。きっと怒られたり、叱られたりするのを恐れているからでしょう。「絶対に怒らない」と約束し、できていることをまずほめてあげましょう。怒られないことがわかれば、子どもは心を開いて、次回からは言われなくても見せてくれるようになるはずです。親子で通知表の結果を肯定的に受け止め、次の学期にステップアップする材料にしましょう。

 

出典:保護者のひと声で子どもを伸ばす! 通知表の見方 活用応用編 -ベネッセ教育情報サイト

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