小1の夏休みの過ごし方、専門家が語る学童保育活用術

小1の夏休みの過ごし方、専門家が語る学童保育活用術約1か月半も学校が休みになる夏休み。保護者にとっては、我が子をどのように過ごさせるか悩ましいところだ。特に仕事を持つ小学1年生の保護者は、入学後初めての長期休みを前に不安は大きいだろう。ベネッセ教育情報サイトでは、女性のキャリアや学童保育に詳しい松蔭大学経営文化学部准教授の田中聖華氏に、夏休みの学童保育活用術を伺った。

 

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入学以来、緊張が続く1年生にとって、特に夏休みは楽しみなもの。しかし、保護者が働いている場合は、子どもと終日一緒に過ごすわけにはいきません。そこで活用したいのが学童保育です。各市町村で実施内容が異なり、運営主体も公立公営・民立民営などさまざま。以下のポイントをチェックし、家庭の状況に合った学童保育を選びましょう。

 

開所時間帯
保護者の生活パターンに合っているかどうかを確かめます。おおむね、公立公営では開所時間が短く、NPO法人や民営の施設は長めです。

 

●施設の設備
トイレ・手洗い場・静養室(横になれる部屋)などがあるかどうか、定員に対して広さは適当かどうかをチェックします。

 

子どもに体験させる
子どもが実際に過ごして「嫌だ」と言う場合は、何か理由があるもの。子どもの気持ちを重視しましょう。

 

普段の様子を見る
日頃の子どもたちの過ごし方を知るため、散歩や外遊びの時間などにさりげなく見学します。

 

ママ友にも様子を聞く
実際にその学童に通われているお母さまに話を聞いてみると、規約やパンフレットに書かれていないことがわかることがあります。

 

保護者の気持ちを理解してくれるか
急な残業や時間外の対応について、保護者の気持ちをくんでくれるかどうか見きわめましょう。

 

不満に思う点があれば、あきらめずに施設側に要望を言ってみてください。リクエストしてみると、意外に「それならできる」「うちでは難しいけれどあそこならできる」と言ってくれる場合もあるかもしれません。要望があるからこそ施設のサービスも充実しますし、子どもも保護者もいきいき過ごせます。勇気をもって相談してみれば、突破口が見つかるはずです。

 

出典:小1の夏休みをどう過ごす? 学童保育活用術【基礎編】 ベネッセ教育情報サイト

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