「English おててサイン」で英語遊びとは?
耳が柔軟な幼児期から英語に親しませたいというニーズの高まりに合わせ、赤ちゃんや幼児と英語に親しむ手法もいろいろと増えてきています。
『English おててサイン』もそのひとつ。
いったい手のサインで、赤ちゃんとどのように英語に親しむのでしょうか?
『おててサイン』(※)は、赤ちゃんとのコミュニケーションツール。
赤ちゃんの身体機能が、言葉を話せるまでに発達するにはずいぶん時間がかかりますよね。おててサインは、まだ言葉を話すことができない赤ちゃんと、ジェスチャーでコミュニケーションをとることによって、言葉ではわかりあえない親子間のフラストレーションを減らす手法。アメリカではとてもポピュラーなものです。
決まったジェスチャーで語りかけるうちに、赤ちゃんが見せてあげた手の動きを覚えて、伝えたい事を自分も手の動きで表現してくれるようになっていきます。
<おててサインが目指すサイクル>
赤ちゃんがおててで要求を伝える
↓
おうちのかたは赤ちゃんの要求を理解してあげられる
↓
赤ちゃんはわかってもらえて安心する
↓
満足した赤ちゃんを見ておうちのかたは子育てが楽しい
↓
楽しそうなおうちのかたといて赤ちゃんも楽しい
↓
結果、おうちのかたも赤ちゃんもよい時間を共有でき、
親子ともにフラストレーションを減らせる
『おててサイン』をしながら英語で話しかけて、自然に英語でコミュニケーション!
このおててサインに、簡単な英語を添えて話しかける手法が『English おててサイン』です。
赤ちゃんに語りかける時には日本語でもとても簡単な言葉を使いますよね。だから、英語でもふだん赤ちゃんに語りかけているような簡単な単語で十分通用します。
例えば、「おいしいね」と伝える時は、おててサインでほっぺを手にあてながら、”Yummy!”と英語で語りかけるだけ。
もちろん、”It’s yummy!”などと文章で語りかけても構いません。おうちのかたの英語レベルに合わせて話しかける英語を選べるのも、おててサインの英語の醍醐味です。
また、おててサインは教えることそのものが目的ではなく、赤ちゃんが話したいことを理解し、コミュニケーションをとるためのもの。そのため、赤ちゃんが興味をもたないものについてまで、無理にサインを教え込む必要はありません。
英語でおててサインのよさは、コミュニケーション手段として英語に触れられること。
おててサインで使う英語は、おうちのかたとお話しするための英語なので、英語がお勉強ではなく、コミュニケーション手段として自然に生活に溶け込んでいきますよ。
これなら英語力や発音に自信のないおうちのかたでも、気軽に英語を赤ちゃんとのコミュニケーション手段として取り入れていけそうですね。
※NPO法人EBS協会所属おててサイン講師が開催する、協会認定のおててサインレッスン教室「Little ぱぷーす」のお話を元にご紹介しています。