長所を伸ばして攻略!タイプ別定期テストのポイント

学校で定期テストの出題範囲が発表されたら、いよいよ勉強モード突入ですね。部活はテスト期間に向けて休みになり、まわりの友達も真剣になってきます。ただ、勉強するのは同じでも、部活・習い事をしている人や、塾に通っている人など、皆さんの生活スタイルによってやり方はさまざま。今回の記事では、部活・習い事をしているかどうか、塾に通っているかどうかでタイプを分け、それぞれに合った定期テスト対策のポイントを考えます。


“部活あり&塾あり”のあなたは、時間のやりくりがポイント

 部活に塾に大忙しのあなたは、普段から頭を素早く切り替えて、がんばるのが上手かもしれませんね。でも、もしかしたら、勉強する気が起きないのを部活や塾で忙しいせいにしていませんか? そんな自分への言い訳は禁物。忙しくて時間が限られているときは、あれこれ新しい問題集に手を出すよりも、普段使い慣れている問題集や授業ノートの見直しをするとよいでしょう。

 

解けない問題につまずいた時、長い時間考えこんでしまうようなら、これからは考える時間を制限してみることです。解けないときは見切りをつけ、むしろ答えとその解説を理解することに時間を使い、範囲のやり残しがないようにしましょう。

 

 

“部活あり&塾なし”のあなたは、集中力の向かう先がポイント

 運動部でも文化部でも、今しかできない部活のおもしろさに、あなたは全力で挑んでいます。そのすてきな集中力を、ぜひそのまま維持して勉強に振り向けてください。

 

定期テスト前で部活が休みになったら、部活に向けていたエネルギーを勉強へと切り替え!「テストが終わったらまた部活に力を入れるぞ。そのためにもテストの結果を引きずらないように良い成績を残しておこう」と思えば、単に高得点をねらうよりも、いっそうやる気がわいてきます。

 

 

“部活なし&塾あり”のあなたは、塾と学校の使い分けがポイント

 一口に「塾」といっても、高校受験を見すえた進学塾、授業の理解を深めてくれる補習塾と、いろいろありますよね。「放課後は塾に通っているからテストも安心」と思いきや、進学塾では学校の勉強を先取りしてテスト範囲のことを思い出せない、補習塾では、塾の対策を頼りにするあまり学校の先生が言ったことを忘れてしまった…なんて落とし穴もあります。

 

そうならないために、普段から学校の授業ノートをきちんと取って、先生が授業中に強調した箇所を見直せるようにしておきましょう。あなたは部活をやっていないぶん、どちらかというと時間の余裕があるはず。その時間を活用して学校の授業ノートを整理し、塾で教わった内容と突き合わせておくと理解が深まります。定期テストを乗り切る《お役立ちノート》になるはずですよ。

 

 

“部活なし&塾なし”のあなたは、自信を持つことがポイント

 「塾に通う同級生は学校の授業よりも進んだ内容を塾で勉強している。それに比べて塾へ通っていない自分は取り残されているのではないか」と不安になる人もいるようです。しかし定期テストの出題範囲は限られていますし、授業よりも進んだ内容の問題が出るわけではないので、不安を感じる必要はありません。あなた自身が、習ったことをしっかり覚えていれば十分です。

 

放課後は自由に使える時間がたくさんあるのですから、テスト2週間前あたりから計画を立てて苦手分野にもしっかり取り組み、基礎を固めていけば、定期テスト対策はバッチリでしょう。

 

 

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