小学生必見! 夏の自由研究・学年別の傾向を大公開

自由研究のテーマは毎年、親子で悩むという家庭も多いのではないでしょうか。自由研究の人気ランキングをインターネットで調べると、キャンドルや石鹸づくりなどが最近は人気があるようです。
一方で、観察も人気。とくに小学校低学年には、あさがおやきゅうり、金魚が大きくなる様子などをレポートする自由研究が多いようです。
学年別ではどんなテーマが多く扱われているのか、調査してみました。


小学校1年生

 日常生活の中で季節やまわりの植物・人の行動などをじっくり時間をかけて体験する観察系が人気。観察することで自分なりの新しい発見に出合え、視野が広がりますね。

 

 

小学校2年生

 自由研究2年目は星や月の動き、氷のでき方など、「なぜだろう」と思ったお子さまの疑問を課題にする観察系、簡単な実験系の傾向が。少し科学的な視点に目を向けることで思考が深まるのでは。

 

 

小学校3年生

 天気、湿度、植物、動物の観察系。2年生の観察よりは、気温を測ったり、天気を調べるなど学校で学んだことを調査・観察。知識を掘り下げることで、学んだことを自分のものにしていくことができそうです。

 

 

小学校4年生

 水の沸点や、沸点と添加物の関係を調べるなどの実験系。授業で習ったことに疑問をプラスして実験することで、新たな気づきに出合えるかもしれませんね。

 

 

小学校5年生

 身近でできるリサイクルの研究や、飲んで空いたペットボトルや野菜トレーをほかのものに利用し、生活で使えるものを作る傾向あり。日常生活の疑問や「こうだったらもっといいのに」と思うことをヒントにすることでもっと新しい視点が生まれるかもしれませんね。

 

 

小学校6年生

 日照条件を変えて野菜を育てるなど、ただ観察するだけでなく、条件や状況などを考えながらの観察や、地元にある寺社や流れる川などを調べ、街の歴史を探る研究など調査系。「こうするとどうなるか?」という視点で物事を考えると調べたいことがいろいろ出てくるのでは。

 

 

上記に挙げた自由研究のテーマは、実際の小学校で見られたテーマです。低学年の傾向としては、観察系の人気が高いようです。観察することで、野菜や生き物に目をむけ、新しい発見が感性を育てていくという視点もあります。

 

また、高学年は、実験や調査が多く見られます。低学年と比較すると、多少研究や実験も立体的に、高度になっていると言えるでしょう。たとえば、ただアイデアを出すだけでなく、それをどうすれば応用できるのかを考えたり、また観察や調査の背景に環境問題や、歴史を踏まえるなど、研究の幅がぐっと広くなっています。

 

自由研究は、お子さまが興味を持ったことにプラスして、該当する学年の特徴や学習のレベル、成果が反映されると、知的好奇心を刺激する、夏の思い出に残る勉強になるはず。
授業で習ったこと、日常生活で「こうしたい」と思っていること、「こうだったらいいのに」と思うことなどをベースにして、視点を広げていくと「調べたい」「どうなっているのかな」という好奇心がわいてくるかもしれませんね。

 

 

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 自由研究のテーマについては毎年悩むご家庭も多いのでは。

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