受験生はどんなスマホルールを決めていたのか?

受験生ほどスマホの賢い使い方が必要になってきます。
アンケートによると、特にルールは決めず、コントロールしながら上手に使えていたという人は少数派。ほとんどの受験生が何かしらのルールを決めていたようです。
※本文中のデータは、2015年4月に進研ゼミ高校講座ゼミサポーターの大学生に実施したWebアンケートによる(回答数300)

受験生のスマホルール(1) 「シャットアウト」

 近くにあると、用がなくてもつい手が伸びてしまうスマホ。それなら「最初から使えないようにしてしまえばいい」という発想のルールがこちら。

 

・無線LAN接続を解除して、インターネットをできないようにした(札幌医科大 R・M先輩)

・LINEはひと言「放置中。重要用件はメールで!」と書いておき通知をオフにしていた(東北大 N・I先輩)

・勉強中は、メールやLINEなどを気にしなくていいように、電源を切るか、機内モードにしていた(九州大 S・T先輩)

 

ネットを遮断するなど、ずいぶん大胆なやり方ではありますが、こうまでしないとスマホに取り込まれてしまう……という危機感の裏返しなのかもしれません。

 

 


受験生のスマホルール(2) 「時間・場所を決める」

 続いて、スマホを使う「時間と場所を限定する」ルール。アンケートで特に多かったのが、勉強中はリビングに置いて通知にも気づかない状態にしておいたという声。
 
また、「充電をせずにわざと長時間使えないようにする(札幌医科大 Y・O先輩)」、「普段は通知を切っておいて予備校の帰り道に返信する(千葉大 A・M先輩)」というように、あらかじめ使用時間を明確に決めていた人もいたようです。
 

 


受験生のスマホルール(3) 「家族や友達と協力する」

 自分だけではルールを守りきれるか不安……。そんな人は家族や友達と協力するのもひとつの手。

 

先輩の中には、

「センター直前、2次直前(1週間か2週間前)から親に携帯を預けて全く使えない状態にする(浜松医科大 C・N先輩)」、「友達とやりとりをするようなことは必要最低限の業務連絡程度にする(中央大 M・K先輩)」という人も。

ただ使用ルールを決めるのではなく、設定したルールを守っていける環境づくりも大切と言えそうです。

 

 今は本当にスマホが必要な時か? 自分にとっての必要性を見極め、くれぐれも勉強の妨げにならないよう、賢いルールを設定しましょう。

 

 


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