乳幼児期に楽しく英語にふれるには 2

英語でえほんの読み聞かせ、どう楽しむ?

輸入絵本は、絵や色遣いを通じて異文化が感じられ、気軽に外国語に親しみやすいツールですね。
でも、いざ読み聞かせとなると、「英語は苦手...」「自分の発音でいいの?」と英語で絵本を読むことに、ハードルを感じるおうちのかたも多いようです。英語にあまり自信がないおうちのかたでも、お子さんと英語でえほんの読み聞かせを楽しめる方法とは?


(1) 発音は気にせず、愛情を込めて英語で語りかけを

お子さんは愛着対象(お世話をしてくれる人)とのやりとりを通じて、言語を獲得します。ただ一方的に英語を聞かせていてもお子さんは関心をもってくれません。そのため、おうちのかたは英語でも日本語でもいいのでたくさん声に出して語りかけながら、お子さんと一緒に「英語で遊ぶこと」を楽しむことが大切です。

また、0〜2歳はたくさんの言葉を吸収する時期ですが、まだ日本語と英語を区別することはありません。だからこそ、英語と日本語の両方の音を自然に頭に残すことができます。

言葉の意味の理解が深まると、次第に英語と日本語の区別ができていきますので、今は気にせずおうちのかたの親しみのある声で、どちらも聞かせてあげましょう。


(2) ネイティブの英語もたっぷり聞かせて

「英語らしくない発音で話しかけるとそのまま覚えてしまうのでは?」と心配されるかたもいますが、子どもは自然と正しい発音に修正する力をもっているので心配いりません。
そのためには、まずたっぷりとネイティブの発音を聞き、インプットすることが不可欠。ネイティブスピーカーの発音をたくさん聞き続けていれば、自然と音を聞き分け、正しい発音を真似できるようになっていきます。

英語の絵本はネイティブの読み聞かせCDがついているものなどを選び、ネイティブの音とおうちのかたの語りかけをどちらもバランスよく聞かせるようにしましょう。


(3) 単語だけでなくまとまった文章を聞くことが大切

乳幼児期は、単語のみのインプットではなく、英語独特の音声(リズム、イントネーション、音のユニットなど)を丸ごと感じることが大切です。イントネーションが豊かで、ゆっくりした音声のまとまった量の英語を聞くことで、感情や意味の切れ目などが感覚でつかみやすくなるからです。

まだ話の意味はわからなくても、歌や語りかけのようなまとまったフレーズを繰り返し聞かせてあげながら、英語独特の音を聞き取る感覚を育んであげましょう。

言葉の発達はたっぷり聞いてインプットするのが先で、その蓄積ができると発語につながっていきます。まだ話すことはなくても「今は蓄積しているんだな」と考えて、おうちのかたもリラックスして、お子さんとの読み聞かせタイムを楽しんでくださいね。

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