【雪の種類と名前】粉雪、ざらめ雪、こしまり雪…なにが違う?
空から雪が降ってくると、除雪など大変なこともありますが、どことなく心が躍る…という経験はありませんか?そんな雪には、実はいろいろな種類があります。雪の種類や名前をお子さまと一緒に勉強してみると、きっと楽しいですよ。

積もった雪の種類とは?
積もった雪(積雪)を分類すると、「新雪」「こしまり雪」「しまり雪」「ざらめ雪」の4つに大きく分けられます。降ったばかりの新雪から、時間が経つにつれて次第に重くなり、種類も変化していくのです。これは雪という物質の特徴の1つです。
新雪
降ったばかりの雪。結晶の形が保たれています。1立方メートルの重さは、約50~150キログラム。

こしまり雪
降り積もって数日が経ち、新雪がやや固くなった雪。結晶は壊れて、丸みを帯びた小さな氷粒になっていることが多いようです。1立方メートルの重さは、約150~250キログラム。

しまり雪
上に積もる雪の重みなどによって、さらに固くしまった雪。氷粒同士が緩やかにつながっている状態で、スコップが立てられないくらい固くなっています。1立方メートルの重さは、約250~500キログラム。

ざらめ雪
溶けた雪などの水を含み、大きくなってざらざらとした氷粒の状態の雪。気温が低い地方には、中に霜ができた状態の「しもざらめ雪」などもあるそうです。1立方メートルの重さは、約300~500キログラム。

降っている雪の種類とは?
降っている雪(降雪)にも、積雪と同様に、いくつかの種類があります。
玉雪
玉のような形をした雪。冬の初めや終わりの、暖かい頃によく見られます。
粉雪
さらさらとした細かい粉状で、乾燥している雪。風が吹いているときに降ることが多く、あまり積もりません。パウダースノーとも呼ばれます。
灰雪
灰のようにひらひらと舞いながら降ってくる雪。やや厚みがあり、日光に当たると灰色の影ができます。
綿雪
ちぎった綿のように大きな雪片でできている雪。水分を含み、重みがあります。比較的暖かくて、降水量が多いところに降るようです。
餅雪
一部が溶けかけており、水分を多く含む雪。餅のように柔らかく、形状を自由に変えやすいとされています。
べた雪
餅雪よりもさらに水分が多く、べちゃっとした雪。ぼた雪やぼたん雪と呼ばれることも。
水雪
べた雪よりもさらに水分が多い雪。みぞれに似たものとされています。
雪の分類や名称は、地域などによってもさまざまなものがあります。雪の状態から、「これは何雪かな?」と考えたり、大気の状況を推測してみたりするのもおもしろそうですね!
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