【イタリア・パルマ】国が変われば、風邪の対処法も変わる!?
イタリアの中都市・パルマに住む平田さん。長男は現在3歳。子育て法は、イタリア・日本の、両方の良いところを自分なりに取り入れているそうですが、特に面白いと思ったのは、イタリアの風邪の対処法なんだとか。
「まず驚いたのは、マスクをしないということ。イタリアではマスクで顔を隠すことは、犯罪防止の為、控えなくてはなりません。逆に顔以外の部分は、ダウン素材で頭から足先までスッポリ覆える、子ども用の全身スーツがあって重宝しています。他には、衛生の為に熱いお湯で洗濯する習慣も。うちの洗濯機も90℃まであるので、殺菌したいときは便利です」。
「それに、日本のように"のど、熱、頭痛"のようなタイプ別の風邪薬も見たことありません。 とりあえず何でも鎮痛剤で対応します。こちらに来てから、日本では視点が色々と細かかったんだと気づきました」。マスクも風邪薬も使わないなんて、確かに驚きですが、変わりになるようなものはあるのでしょうか...?
「子どもが風邪をひいたとき、お腹が痛いとき、興奮を鎮めたいときは、カモミールティーを飲ませます。イタリアでは体調に合わせて飲むハーブティー。特にカモミールティーは万能薬と言われています。子どものビタミンC補給には、蜂蜜入りハイビスカスティーもオススメ。あとは、そのうち治るでしょう♪と、ゆっくり寝るだけです」気長なお国柄も出ているようですね。
今回取材したご家族:平田さん
イタリアパルマに住んで4年目。3歳の長男は、好奇心旺盛。日本語、英語、イタリア語、それぞれの動画に合わせて、マネしながら歌ったり踊ったりしているそうです。広い公園はあっても、日本のようにお砂場がないのが、ちょっとさみしい、とのこと。