中学受験を控えた夏休み 学校の宿題よりも塾の課題で手いっぱい
ベネッセ教育情報サイトでは、小学生を持つ保護者を対象に「お子さまの夏休みの宿題は、順調に終わると予想されますか？ その理由は？」というオンライン投票を行った。（投票期間：2013/07/16～2013/07/31 回答数：1,495票）夏休み後半になると、宿題の仕上がり具合に日々、気をもんでいる保護者も多いのではないだろうか。よその家庭の様子や、どうやって子どもに宿題を促しているのかも気になるところ。
「問題なく終わる」「なんとか終わる」という回答の中から、なぜそう思うか、どのように取り組んでいるのか具体的に見てみると、
●本人に任せていると絶対に終わらないので、ドリル類は夏休み前半に終わらせるように声を掛け続けます。絵日記や読書感想文などはお盆過ぎたらがんばります
●ゲームしたさに自分で決めた量を毎日がんばっているので、何とか終わりそうです
●親の管理のもと、計画を立てて終わらせます
●さすがは6年生、というよりも、遊びたいために夏休み前半戦からすごい勢いで宿題をしています
など、本人だけではなく、保護者がはっぱをかけて一緒にがんばっている家庭も多い。また、高学年になると、経験から早めに宿題を終わらせるよう、計画を立てる子どもも多いようだ。中には「早く終わらせる、と毎年言っていて、実際に実行してきている」という意見も。
中学受験を控えた家庭では、
●どうしても、学校より塾の課題を優先してしまうので、意識してこなさないとだめ
●夏期講習と塾の宿題でいっぱいいっぱいです。夜11時に寝て朝6時半に起きているのでこれ以上睡眠は削れず、学校の宿題はいいかげんになるかもしれません
●今年は受験で塾が忙しいので、学校の勉強は7月中に終わる予定らしいです
このように、受験勉強に学習時間をとられ、学校の宿題に手が回らないという意見もあった。
