高校生の夏休みの宿題事情 新学期までに終わる?
ベネッセ教育情報サイトでは、高校生を持つ保護者を対象に「お子さまの夏休みの宿題は、順調に終わると予想されますか? その理由は?」というテーマでオンライン投票を行った。(投票期間:2013年7月 回答数:833票)夏休みも後半戦。保護者にとって新学期までの大きな気がかりは、我が子の夏休みの宿題の仕上がりではないだろうか。
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結果は、「問題なく終わる」が26.7%、「なんとか終わる」が46.8%と、約7割の保護者が「終わるだろう」と予想している。コメントを紹介しよう。
●早めに片付けて、後半、ダラダラしています
●毎年、友達と一緒に頑張っています
●2泊3日の勉強合宿に行きました
●ギリギリに、慌てながら何とか終わらせるというのが定番
●量が少ないから終わります
高校生ともなると、自分で計画をしたり、友だちと励ましあって取り組んだり、と、自身のこれまでの経験から、いろいろと対策をとっている様子がわかる。また、宿題が「ない」「少ない」という学校もあるようだ。
一方、残る約3割の保護者が「終わらないかも」「わからない」に投票した。課題の分量と課外活動、受験勉強などとの時間配分に悩む家庭の様子が垣間見える。
●いつも夏休み最終日は徹夜! あきらめています
●受験勉強が中心、かつ部活動や趣味の時間もとりたがって、終わりそうにない雰囲気です
●おもったよりも多くの宿題が出て困っています
●毎年のことながら、父親が感想文を書いています
●受験生のため、自主学習のみで、宿題は出されていません
他に、「高校生ともなると、さすがにもう宿題は把握していません」など、関与しないのでわからないというコメントも少なからず寄せられた。小・中学生の時よりも子どもの主体性に任せている保護者もいるようだ。