小学校の卒業アルバム 40%以上の保護者が気になるのは「掲載写真の枚数」
3月は卒業シーズン。特に小学校の6年間は子どもの学校生活も長く、心身ともに成長が著しいので、保護者の感慨もひとしおだろう。卒業にあたって配られることが多いのが「卒業アルバム・卒業文集」。ベネッセ教育情報サイトでは、中学生以上の保護者を対象に、小学校の卒業アルバム・卒業文集についてアンケートを行った。(アンケート期間:2014/2/19~2014/2/25 回答者数:1,368名)
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まず、小学校卒業時に卒業アルバム・卒業文集が制作されたか伺った。「制作された」との答えが97.8%と、ほとんどが卒業アルバムを制作しており、卒業文集も7割、アルバムと文集の一体型は3割という結果だった。
保護者として最も気になる我が子の写真。行事の写真など、子どもによって掲載写真の枚数に差があると感じたかについて「感じた」保護者が42.1%、「感じなかった」保護者が57.9%とほぼ半々の結果となった。「各種行事の写真で、我が子が載っている写真がほとんどなかったように思う」という回答もあり、残念ながら、不公平を感じることもあるようだ。
次に、約7割が作成されている卒業文集について伺った。卒業文集の中で印象深かったもののトップは「我が子の作文」。次に「クラスのランキング」や「個人紹介記事」と続いた。
【卒業文集で、いちばん印象深かったものはなんですか?】
特にランキングについては、「学校で自分の子どもがどのような存在だったのか、知ることができた」「我が子はわりと目立つほうなので、いろいろなランキングにちょこちょこ名前がでていた」という回答もあるように、ふだん保護者があまり見ることのない「学校での我が子」を知る機会となっている。
何より「6年間でずいぶん顔つきが変わったなと思った」など、保護者にとっては思い出の凝縮であると同時に「子どもの成長の証」といえそうだ。
出典:オンラインアンケート「卒業アルバム・卒業文集 「学校での我が子」がかけがえのない1冊に」 -ベネッセ教育情報サイト