中高生に浸透するスマホ、勉強時間への影響は?

中高生に浸透するスマホ、勉強時間への影響は?中学生、高校生にもすっかり浸透した感のあるスマートフォン(スマホ)。スマホを持ち始めると勉強をしなくなるようなイメージが先行しているが、実際はどうなのだろうか。ベネッセ教育情報サイトでは、子どもの勉強時間とスマホの関連性に就いて、保護者にアンケート調査を行った。(アンケート期間2013年8~9月/回答者数2210人)。

 

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「スマートフォンを使い始めて勉強時間は変わったかどうか」について、勉強時間が減ったと答えたのは中3と高1で4割近いという結果だった。しかし、高2で28.9%、高3では15.4%と減ってきている。これは、高3になると受験勉強で忙しくなることに加え、スマホの利用が生活に定着して、勉強に時間を回せないほどスマホに時間を割いていないことの表れといえるかもしれない。

 

【スマートフォンを使い始めて、お子さまの勉強時間は変わりましたか?(中学生、高校生)】
スマートフォンを使い始めて、お子さまの勉強時間は変わりましたか?(中学生、高校生)

子どもがスマートフォンを持ち始めてからも勉強時間は変わらなかったり、影響はないという保護者からは「勉強している時は手に届くところに置かない。普段はリビングに置いておく」(高2の保護者)、「ゲームでもLINEでも、スマホはリビングで夜9時半まで」(中2の保護者)などの意見が寄せられた。

 

子どもがスマホに夢中になりすぎないために、また勉強時間を確保するためには、保護者が管理できる範囲での使用に限るのが、得策だと考えている家庭が多いようだ。

 

出典:話題のLINE、保護者はこんなふうに感じている -ベネッセ教育情報サイト

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