奨学金利用? 学費はだれが? 大学の学費負担を契機に子どもの自立を促す家庭も
Benesse教育情報サイトでは、会員登録している高校3年生~大学生の子どもを持つ保護者(および奨学金を受給、受給予定のかた)を対象に、奨学金制度についてアンケートを行った。(アンケート期間2012年12月/回答者数732人※うち奨学金受給、受給予定のかた 134人)
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【お子さまの大学進学では、奨学金を利用していますか?(予定を含む)】
子どもの大学進学にあたり、奨学金の利用予定を高校生の保護者に聞いたところ、「利用予定」は23.4%、「利用検討中」は29.4%。大学生の保護者では、奨学金を「利用」が40.3%であった。
また、「大学の学費はだれが支払うべきか?」という質問には、「主に保護者」が支払うべきであるという保護者が54.9%。「主に保護者だが、子ども自身も」支払うべきであるという保護者を合わせると、81.8%に上った。理由として、以下のようなコメントが寄せられた。
●学生の本分は勉強することにあり、学費は全額を保護者が負担したほうがよい。厳しい場合は、奨学金を利用するなど保護者の負担を減らす方法を探す。それも難しければ、子どもにアルバイトをして学費を出してもらうことになると思う(「主に保護者が支払う」)
●保護者が全額を負担してもよいとは思うものの、大学に通う意義やお金のありがたみを子どもが実感するためには、多少は子ども自身に負担させたほうがよい(「主に保護者だが、子ども自身も支払う」)
一方、大学の学費は「子ども自身」が支払うべきであるという保護者(「主に子ども自身だが、保護者も」+「子ども自身で」)は、12.7%。その理由として、次のような声が寄せられた。
●自分で学費を支払うことで、学問に対する心構えができてくると思う(「主に子ども自身だが、保護者も支払うべき」)
●高校を卒業して就職するという道もあったのに、そうではなく自分が望んで進学したのだから(「子ども自身が支払うべき」)
奨学金の利用も含め、大学の学費の支払いを契機に、子どもの自立を促す家庭もあるようだ。
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