遊びのレシピ集「第26回 手遊び歌『おせんべやけたかな』」

東京おもちゃ美術館と、チャイルド・リサーチ・ネット(CRN)が東日本大震災の被災地支援のためにつくった「遊びのレシピ集」から、身近なものからおもちゃをつくって遊ぶヒントをご紹介します。

第26回 手遊び歌「おせんべやけたかな」

今回は手遊び歌の「おせんべやけたかな」を紹介します。
手をおせんべいに見立てて、お子さんと一緒に楽しんでください。


<遊び方>
●参加者全員で輪になって遊ぶ場合

(1)じゃんけんなどで「親」を決め、輪になって、甲を上にして両手を前に出します。この手をおせんべいに見立てます。「親」が「お、せ、ん、べ、や、け、た、か、な」と歌いながら、一人ひとりの手の甲を指していきます。「な」に当たったら、その手をひっくり返します。これを繰り返します。





(2)上に向けた手が、もう一度「おせんべやけたかな」の「な」に当たった人は、その手を「もぐもぐもぐ」と食べるまねをします。おせんべいが焼けたあとのお話も楽しみましょう。


親「何味だったかな?」
子「おしょうゆ味」(味は子が自由に決めます)
親「じゃあ、おしょうゆ味のおせんべいをみんなで食べましょう」
全員「もぐもぐもぐ」

●「親」がメーンになる場合
自分の手を後ろに隠しておき、「おせんべやけたかな」の「な」で片手ずつパッと前に出して、おせんべいに見立ててひっくり返していきます。焼けたあとのお話を、子どもと楽しんでみてください。


親「さあ、何味のおせんべいができたかな?」
子「お砂糖」(味は自由に子が決めます)
親「お砂糖味ですね。甘いかな? 食べてみましょう。ぱくぱくぱく」

記事提供/遊びのレシピ集(動画)


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Child Research Netはインターネットによる「子ども学」(Child Science)の研究所です。従来の学問分野を越えて、育児・保育・教育の研究者、実践者、子どもに関わるすべてのかたで話し合い、子ども問題(Child Issues)解決の場をめざします。

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