「ALT」を知っていますか? 全体の約3割でALTによる授業が

「ALT」とは、外国語指導助手のこと。2011年から小学5、6年生の英語授業も必修化され、授業以外にALTによる英会話教室や特別プログラムを取り入れている学校もある。Benesse教育情報サイトでは、小学5年生から高校3年生までの子どもを持つ保護者を対象に、その実態に関するアンケートを実施した。(アンケート期間2012/03/07~2012/03/13/回答者数2,608人)

 

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学校の授業以外でALTによる授業や特別プログラムがあったかどうかは、小学生から高校生まで1割前後で変わらない。学校段階に関わらず、授業での関わりが大半だということがわかる。

 

【今年度、お子さまの授業にALT(外国語指導助手)はどのくらいの頻度でいましたか?】

「ALT」を知っていますか? 全体の約3割でALTによる授業が

 

ALTによる学校の授業は、「週1回以上」「週1回程度」という回答が、どの学校段階でも3割前後を占め、トップ。ALTによる授業頻度についての感想を聞いたところ、「満足である」「不満である」がほぼ半数で分かれた。それぞれの保護者の理由を見てみよう。

 

◎ALTが授業に来る頻度に満足している理由
●週1回ですが、小学生のうちから外国人のALTとふれあえることはありがたいと感じるから。
●娘の学校では毎回、英語を母語とするALTの先生が授業につき添ってくれますから、大満足です。英文を読むことしかなかったわたしの学生時代と比べて、娘はどれほど生きた英語を学べることかと思うと、うらやましくさえあります。

 

◎ALTが授業に来る頻度に満足していない理由
●外国人のALTによる授業は、3か月に1回、1時間、しかもクラスごとではなく、学年全体で受けるそうで、もう少し頻度を増やしたり、授業の仕方を工夫したりしてほしいです。
●ネーティブスピーカーのALTが来てくれるのはありがたいのですが、週1回では子どもと遊ぶだけで授業が終わってしまうと思います。週2~3回来てくれれば、じっくり会話ができるのに。

 

子どもは、7割以上がALTのいる授業を好きだという回答だった。さらにALTによる授業回数が増え、交流が深まれば、語学力が伸びるよい影響が出るのではないだろうか。

 

出典:ALTがいる授業、子どもたちには人気? 親は……!? -ベネッセ教育情報サイト

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