習い事をしている小学生は85%以上!

アンケート期間 2007/1/30~2007/2/1 回答者数:505人

ピアノ、水泳、習字、そろばん、英語……。少し指折ってみるだけでも、さまざまな習い事を挙げることができます。皆さまのご家庭では、お子さまに習い事をさせているのでしょうか。また、習い事は、学齢、男女などでどのように変化するのでしょうか。2007(平成19)年現在の習い事の実態と、それにまつわるご家庭での悩みをご紹介します。
学齢によって異なる、習い事状況
初めに、どのくらいの割合のお子さまが現在、習い事をしているかを、お子さまの学齢ごとに【図1】のグラフにまとめました。

【図1 お子さまは現在習い事をしていますか】

習い事をする割合は、小学校に入るとそれまでの39%から85%へと倍増します。そして、小学生の間はほぼ85%から90%で推移し、中学校に入ると60%程度に減っていきます。
習い事をしていないかたの理由を見ていくと、学齢ごとの特徴が感じられます(カッコ内はお子さまの学齢)。
  • まだ小さいことと、いつごろ何を習えばいいかもわからない。(小学校入学前)
  • けっこう費用がかかるので、慎重に検討中です。(小学校入学前)
  • 本人にやりたいものがないから。(小1)
  • 3年生までは友達と遊ぶことを優先させてあげたかったから。(小3)
  • 塾に行くので習い事をやめました。(小5)
  • 中学生になると、部活が忙しくなり、やめてしまいました。下の小学生の子はピアノと習字を習っています。(中学生)
人気は水泳と、楽器などの音楽系
次にご覧いただくのは、ご家庭でどんな習い事をさせているかというグラフです【図2】。現在習っているものを、すべて選んでいただきました。
まず、学齢ごとにまとめたものから見ていきましょう。

【図2 お子さまは、現在どんな習い事をしていますか(学齢別)】

一定の年齢にならないと始められないスポーツなどもありますが、ほとんどすべての習い事で、小学生の割合が高く、中学生で減っていくという傾向が見られます。
ただ、同じ小学生でも、学齢によって人気が高い習い事は少しずつ違っているようです。たとえば、同じように人気が高い「水泳」と「楽器、歌などの音楽」は、「水泳」が小学校高学年以上で減っていくのに対し、「楽器、歌などの音楽」はむしろ高学年で増えています。また、「英語」も、小学校高学年で人気が高い習い事になっています。

次は、同じグラフを男女別にまとめ直しました。

【図3 お子さまは、現在どんな習い事をしていますか(男女別)】

「水泳」「サッカー」「柔道、剣道、空手などの武道」などは男子が多く、「楽器、歌などの音楽」「習字」「バレエ、ダンス、日本舞踊」などは女子が多いという結果になっています。いわゆる一般的な男の子らしさ、女の子らしさのイメージなども関係しているかもしれません。
子ども一人あたりの費用は?
それでは、ご家庭では習い事にどのくらいの費用をかけているのでしょうか。お子さま一人あたりの1カ月の費用を伺いました。

【図4 お子さま一人あたりの習い事にかかる費用はどのくらいになりますか(1カ月あたり)】

5,001円から10,000円を中心に、その前後の金額をかけているご家庭が多いようです。習い事には費用がかかるものと比較的かからないものがあるので、お子さま一人あたりとしては、0円から50,001円以上まで幅広い分布を見せているところが特徴的です。
習い事にまつわる悩み
最後に、すべての回答者の皆さまに、習い事にまつわる悩みを伺いました。

<習い事をしている>
  • 習い事は子どもの意志で行かせるべきか、親が決めてもいいのか迷います。まずは体験させてみて、続くようならやらせるというのが無難なのでしょうか。(小学校入学前)
  • 塾にも行かせたいので、お金がついていくか心配。(小3)
  • 小学校までの習い事として終わらせるのか、さらに上を目指して続けさせるのか。勉強のことも気にかかる年齢なので、いつまで続けさせるべきか迷っています。(小5)
  • 果たして、習い事が身に付いているのかということが気になります。(小6)

<習い事をしていない>
  • 知り合いの子どもが習い事をしていると聞くと、我が家はまだいいと思いつつも、少し焦りを感じる。(小学校入学前)
  • 親がさせたいものや本人が興味を抱くものはあるが、自由な創造性ある時間や、外で友達と遊ぶ時間も確保したいので、どこで折り合いをつけるかが悩みの種。(小2)

習い事をすることで身に付けられるものがあったり、上のレベルに行くために努力をして何かを達成することができたり、趣味を得て豊かな時間を過ごすことができたりなど、習い事から得られるものは数多くあります。しかし、それらはたぶん、習い事という形でなくても手にすることができるものではないかとも思います。大切なのは、どんな形であれ、お子さまにいきいきと取り組めるものがあることではないでしょうか。ご家庭なりの方針のもと、そういうものを見つけていけるといいのではという気がしました。

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