先輩保護者が告白!「小学校入学準備、アレちょっとやりすぎだったかも?」

お子さまの小学校入学に向けて、ワクワクと緊張が入り混じった気持ちで準備を進めているかたも多いのではないでしょうか。

「あれも必要かな」
「これも念のためにやっておいたほうがいい?」

気付けば準備がどんどん増えていき、ちょっと息切れ…なんてこともあるかもしれません。がんばりすぎず、手を抜きすぎずーーその「加減」が意外と難しいものですよね。

そこで、過去にお子さまの入学準備を経験した先輩保護者に「入学準備でやらなくてもよかったと思うこと」を聞いてしまいました(※1)。1,274名から寄せられた「実はそこまで必要なかったかも?」というリアルな振り返りをご紹介します。

前回の記事「先輩保護者が語る!小学校入学準備やってよかったことTOP10」とあわせて読むことで、入学準備の「ちょうどいい加減」が見えてくるかもしれません。

この記事のポイント

    先輩保護者1,274名に聞いた!入学準備でやらなくてもよかったことTOP10

    「小学校の入学準備として、やらなくてもよかった...と思うことを教えてください」との質問へのフリーアンサーをAIで分析したところ、次のような結果になりました。

    小学校入学準備でやらなくてもよかったと思うこと

     1位は「先取りしすぎたかも...」。学習は土台づくりを確実に

    あくまで各人の感想とはなりますが、先輩保護者から寄せられた声で最も多かったのは「先取りしすぎた学習」でした。授業で戸惑わないようにと、だいぶ予習をしていたものの「入学後で十分だった」と振り返る声が多く寄せられていました。

    <保護者の声>

    ● 「先回りしての勉強。始めは授業がゆっくり進むので、読み書きが怪しくても特別遅れなさそうと思った。」(小4保護者)
    ● 「ひらがな、たし算・引き算は最初からできてなくても、大丈夫だった。授業を通してできるようになっていった。」(小6保護者)
    ● 「たし算や引き算、漢字の読み書きは、学校でちゃんとしっかり教えてくれるため、ムリにやっておかなくてもよかった。」(小6保護者)
    ● 「あまり入学前の勉強が進みすぎると、入学後の授業がしばらくつまらないと感じるらしく、学校を嫌がった」(小4保護者)

    「焦らなくても大丈夫だった」という先輩の声は、心強く感じますね。
    また、先回りという点では、10位に「習い事の増加」もランクインしています。

    <保護者の声>

    ● 「習い事で予定をいっぱいにすること。学校生活のリズムが分かってきて、余裕ができてからで十分でした。子どもも疲れますし、心身のゆとりは必要です。」(小2保護者)

    小学校入学後は、新しい環境に慣れるだけでも多くのエネルギーを使います。習い事についても、まずは生活リズムや気持ちの安定を優先し、様子を見ながら少しずつ広げていくというスタンスでよさそうですね。

    モノの準備は「急がなくてよかった」「そろえすぎたかも」という声も

    モノの準備は「急がなくてよかった」「そろえすぎたかも」という声も

    2位、3位にランクインしたのは「学用品・文房具の早め&多めの購入」「学校からの案内前の先回り準備」でした。早めの準備や、多めの準備は安心材料となるかと思いきや、実際にはそうではない模様。学校ごとに細かな指定があったり、説明会後にまとめて購入する流れだったりと、急ぐ必要のないケースが多いようです。

    <保護者の声>

    ● 「学用品の先買い。説明会が終わってからでいい。指定サイズや形があり、買い直しになってしまった。」(小1保護者)
    ● 「いろいろと揃えすぎた。いらない物や、学校でサイズ等決まっていて買い直した物もあったので。」(小2保護者)
    ● 「鉛筆や消しゴムの大量購入。入学してから、なくしやすいかどうかを見極めてからでも十分間に合う。」(小2保護者)
    ● 「あったら便利、または使いそうと思って買ったものが不要だった。」(小3保護者)

    「念のため」に用意したものも、結果的に出番がなかったという声も目立ちました。

    また、早めの準備という点では5位「少し気合いを入れすぎたラン活」、7位「防犯グッズの早めの準備」、9位「学習机や子ども部屋の早めの準備」もランクインしています。

    <保護者の声>

    ● 「ランドセルを年中さんの1月に購入したのですが、年長さんになったら好きな色が変わってしまいました。早く買いすぎても好みは変わってしまうので、適当な時期に購入するのが一番いいなと感じました。」(小2保護者)
    ● 「防犯ブザーの準備。うちの学校では入学後にいただきました。」(小1保護者)
    ● 「勉強机の購入。低学年の間はリビングで勉強しそうです。」(小2保護者)

    「今すぐの準備が必要?」「本当に使う?」と一度立ち止まって考えてみることも、入学準備を無理なく進めるコツかもしれませんね。

    他にも挙がった「やらなくてもよかったかも...?」

    それらの他にも、(各学校にもよりますが)さまざまな「入学準備でやらなくてもよかったかも...?」な声もあったので、いくつか紹介しておきます。

    ● 「子ども部屋を早めに作ったが、結局リビング学習に。」(小2保護者)

    どこでも勉強できるのは素敵です。

    ● 「2Bの鉛筆をたくさん用意していましたが、子どもの学校ではすぐにHBやシャーペンを使い始めたので、2Bの使い道がなくなってしまいました。」(小2保護者)

    図工でのデッサンなどの際に捲土重来(けんどちょうらい)です。

    ● 「置き傘を先に買ってしまったが、うちでは入学式で配布されたので不要になった。」(小6保護者)

    (個人的にすぐなくす身としては、)あるだけ助かります。

    ● 「和式トイレに慣れさせておこうと思って、出先でトイレに行った時に和式があったら和式を使わせていました。でもいざ入学したら改装されていて、ほとんど洋式トイレでした。」(小5保護者)

    いつか和式と出会った際に発揮できます。

    いずれも、小学校入学の際にはそれほどでも、のちの人生で役立つこともあるかと思われ、決して無駄にはならないと思います。

    まとめ & 実践 TIPS

    小学校入学準備、アレちょっとやりすぎだったかも?

    先輩保護者から寄せられた声を見ていくと、入学準備は、学校から案内された持ち物や手続きをきちんと整えておけばひとまず安心なようです。それ以上に「あれもこれも」と念を入れなくても大丈夫、というアドバイスが多く見られました。

    <保護者の声>

    ● 「過度に就学に向けて不安に思うことはなかったかもしれないな、と、正直感じています。読み書き程度を少しずつ慣らしながら、目の前の園生活を十分に楽しむことも大事なことだったな、と、今になって実感しています。」(小4保護者)
    ● 「最近はいろいろな便利グッズがたくさん売っているが、あまり先回りして知識を得たり買っても、その学校ごとにルールも異なり、使えるかもわからない。まずは学校の入学説明で指定されたものを用意すれば大丈夫。」(小4保護者)

    お子さまを思う気持ちがあるからこそ、入学準備はつい力が入ってしまいがちなもの。でも、先輩保護者の声から見えてきたのは、完璧を目指すことよりも、必要なところを押さえた「ちょうどいい準備」の大切さでした。

    「困らないように」よりも、「楽しみになるように」。
    ほどよい準備で、笑顔で入学の日を迎えられるといいですね。

    (出典)
    ※1 入学準備に関するアンケート
    対象:ベネッセの保護者向けアプリ「まなびの手帳」に登録している、年長さん~小学6年生の保護者1,274人
    期間:2026年1月28日~2月2日
    方法:インターネットでのアンケート調査

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