オムツはずれQA 下の服は全部脱がずに排泄した方がよい?
- トイレトレーニング
オムツはずれを始めたものの、まだまだわからないことがいっぱい。
お子さんがトイレで自分でズボンを脱いで排泄できるようになってきたら、次は「ズボンは全部脱がないで排泄する練習をさせたほうがいいのかな?」と気になるもの。やはり、オムツはずれを進めるなかで、練習させたほうがよいのでしょうか?
下の服は全部脱がずに排泄したほうがよい?
下の服を全部脱がずに排泄する方法を伝えるのは、オムツはずれが完了してからでOKです。時期がくればできるようになるでしょう。
オムツはずれに取り組んでいるときは、子どもが自分で脱ぎやすいセパレートの服を着せ、ズボンはファスナーやボタンではなく、ゴム式で子どもが脱ぎやすいものにしてあげてくださいね。
先輩ファミリーは、できたりできなかったり……の時期をどうやって乗り切った?
オムツはずれは、ある程度できるようになったと思ったら、またできなくなった……ということもあり、なかなか思うようには進まないものです。
教育情報サイトのトイレトレーニング(オムツはずれ)コーナーに掲載している先輩ファミリーの体験談の中から、できたりできなかったり……の時期を乗り切ったエピソードをご紹介します。
●親の心配がプレッシャーに?思い切って紙オムツに戻してみた
押す一方でなく時には引くことでお互いに気持ちの余裕が生まれてトレーニングも一気に進みました
A・Yさん Aちゃん (体験談当時の年齢:2歳3か月ごろ~2歳4か月ごろ 女 第1子)
2歳でほぼオムツはずれも終了。昼は布パンツでも完全に安心していました。ところがあるとき、トイレに行くのが遅れておもらしをしていまい、そのときから全く「おしっこ」を教えてくれなくなりました。「今度は教えてね」と言うと、「ウン」とお返事はしてくれるのですが、同じことの繰り返し。「おしっこ出るかな?」と尋ねても、「出ないよ」と言ったその後すぐにおもらし……。
最初の失敗のとき、もらして布パンツがぬれてしまい、それをどうも嫌がっていたのを思い出し、思い切って紙オムツに戻しました。子どもは布パンツが大好きで、紙オムツを嫌がったのですが、「トイレで上手におしっこができるようになったらまたパンツにしようね」とお約束。で、子どもの方から「おしっこ!」と言ってくれることをただ待つことにしました。そうすると、2日後。子どものほうから「おしっこ!トイレに行くよー」。おしっこが終わったら「上手だったねぇ」とたくさんほあげました。
今思うと、私がパンツがぬれることを気にし、「おしっこは?」とずーっと聞いていた為、子どもにプレッシャーをかけていたような気がしました。紙オムツに戻したことでその心配がなくなり、子どもも安心したのではないでしょうか。また、「上手にできれば大好きな布パンツがはける」という事が、子どもにとってちょっとした目標になったことがよかったのかなと今は思っています。
まとめ & 実践 TIPS
オムツはずれは一進一退。先輩ファミリーたちも、試行錯誤を繰り返しながら進めていました。
うまくいかないときは、つい焦ってしまうこともあるかもしれませんが、できるだけお子さんのペースに合わせ、気長に付き合っていくつもりで進めていきましょう。
参照:
トイレトレーニング(おむつはずれ)トイレトレーニング実践編
https://benesse.jp/contents/toilet_training/step2/index.shtml
出典:こどもちゃれんじ『ぷち通信』(8月号)
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