ちょっと待って、その一言!子どもの思考力を育む親の声かけ【PR】

 これから先、子どもたちが生きる未来は、「AI(人工知能)の活用」「自動化・ロボット化」が進み、機械でできる仕事は機械に任せ、人間にはその仕組みを考える「思考力」が求められる時代になると言われています。そのような時代に、おうちでは、どのようなことに気をつけて、子どもの思考力を伸ばしていけばよいのでしょうか?
 「スーパー保育士」と呼ばれ、現在は子育てに関する研究・執筆・講演活動を行っている原坂一郎さんに、お話をうかがいました。

「伸ばす」というよりも「芽を摘まない」ことを意識して

 「考える力」は、もともと人間に備わっており、本来は自然と育まれていきます。赤ちゃんでも毎日たくさんのことを考えています。だから、思考力を「伸ばす」というよりも、その「芽を摘まない」ということを、おうちのかたは意識していただくとよいと思います。
 それでは、どんな行動が子どもの思考の芽を摘んでしまっているのでしょうか。それは子どもが自分なりに考えて行ったことを認めない、つまり否定してしまうことです。おうちのかたは日常のいろんな場面で「またそんなことして!」「違うでしょ!」「ダメ!」などと、子どもの言動に対して、否定する言葉を多く使ってしまっていませんか。実はこれらは、思考の芽を摘んでしまっています。 
おうちのかたからみると、そんなふうには見えないかもしれませんが、子どもは子どもなりに考えて行動をしています。だから、否定されたり、怒られたりすると、「考えて行動したのに怒られるなら、考えないほうがいいや」と思うようになり、自分で考えて動くことをやめてしまいます。そうすると、何も考えない、言われたことだけをする「指示待ち人間」になってしまいます。

失敗したときこそが、考える力が育つチャンス!

 子どもの言動に対して、おうちのかたがすぐに怒ることは、さまざまな弊害をもたらします。すぐに怒ってしまうと、子どもは怒られたくないので、その行動自体をやめてしまいます。また、子どもが考えて行動した果、困ったり、失敗したりすることもありますが、そのときは、「考える力が育つチャンス」と捉えてください。困ったから、失敗したからこそ、「どうすればよかったんだろう」と考えようとします。つい怒ってしまっても、そのあとでもいいので、「どうすればよかったかな?」と、自分で考えることを促す声かけを心がけてみましょう。
 たとえば、交差点を通るときなどに「もし車がここに来たらどうなる?」といった、問いかけをおうちのかたが先に投げかけて、考えた行動を促すというのも1つのやり方です。その言葉で「車にはねられるかもしれない」と想像力が働き、今後も交差点が来るたびに「交差点では止まろう」と自分で考えるようになってきますよ。

「考えて行動できた」と、感じたらすかさずほめて、成功体験を増やす

 また、子どもが考えて行動できたあとに、それがよいことだったら、たくさんほめてあげてください。たとえばさっきの例だと、交差点で自分で止まった時に「きちんと止まれたね」とほめてあげてください。すると子どもは「自分で考えて動くとうれしいことが起こった」と学習し、ますます考えて行動するようになり、自分で考えて行動する力、すなわち思考力がぐんぐん育っていきますよ。

—いかがでしたでしょうか?

 原坂さんには、考える力を育むために必要な親の心構えと、子どもの思考力の育み方についてお話を伺いました。
 <こどもちゃれんじ>でも、毎月遊びの中で、「思考力」を育む教材をお届けしています。
 たとえば、4・5歳向け<すてっぷ>では、年中さんの書く力を伸ばしながら、伝える楽しさを実感できる「ぴかっと★メッセンジャー」をお届け。ただひらがなを練習するのではなく、「何を伝えるか」「どう伝えるか」を自分で考え、「伝えるって楽しい!」という気持ちを育み、書くことへの意欲につなげます。
 ぜひ一度、教材の詳細をご確認ください。

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プロフィール

原坂 一郎さん

原坂 一郎さん

KANSAI こども研究所所長、関西国際大学・教育学部非常勤講師。23年間の保育所勤務時代には、どんな子どもも笑顔になるユニークな保育が注目され「スーパー保育士」と呼ばれた。現在は「こどもコンサルタント」として、子どもおよび子育てに関する研究・執筆・講演活動を全国で展開中。著書に『こどもがこっちを向く「ことばがけ」』(ひかりのくに)など。

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