男子の運動会弁当は見栄えより中身重視 付け合せで彩りを
年に1度の運動会で、競技以外の楽しみといえばお弁当がその筆頭だろう。だが、男の子の好きなボリュームのある肉のおかずは、作るのに手間がかかり、彩りも地味になりがちだ。そこで、子育て中でもある料理研究家の浜田陽子氏に、簡単で彩り豊かなお弁当にするためのコツを教えもらった
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男の子のお弁当は「運動会だから」と気張って新しいレシピに挑戦するのではなく、大好きなおかずをメーンとして入れてあげてください。わたしは、毎年同じおかずでもかまわないと思います。家庭の味、運動会の味として、しっかりと記憶に残るはずです。息子が大好きなのはハンバーグですから、運動会には必ずハンバーグを入れるようにしています。前日までに材料をこねて成型し、冷凍しておけば、当日は焼くだけなのでとっても簡単です。ハンバーグ以外にも、コロッケ、メンチカツ、唐揚げなどの男の子の大好きなおかずは、前日までに下準備しておきましょう。当日の作業が減り、ぐっとお弁当作りが楽になります。ければ、手作りおかずにひけをとらないくらい、見栄えが良くなります。
男の子の大好きなおかずを詰めると、どうしても肉系のおかずばかりになってしまうので、栄養バランスと色が偏りがちです。しかし、運動会こそ、キライな野菜を克服するチャンスです。年1回のイベントでお子さまのテンションは高まっていますし、友達の前だからこそ残すのは恥ずかしいのでペロリと食べられるというケースが実は多いのです。たとえば、皮をむき、厚さ8mmぐらいに輪切りにしたニンジンを低温でゆっくり揚げた「ニンジンの素揚げ」や、「3色パプリカとウインナーの炒めもの」などがおすすめです。野菜嫌いのお子さまには「今日の星さんニンジンを食べると元気になるよ」とおまじないの一言を。意外と食べてくれることもあります。ただし、暑い時期は、生野菜は傷みやすいのでできるだけ避けましょう。
出典：簡単！ 見栄えアップ！ 運動会のお弁当 ～男の子のお弁当編～ -ベネッセ教育情報サイト
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