【中高生のネット利用実態調査】趣味のつながりのある人はネット上で知り合った友だちが多い

【中高生のネット利用実態調査】(20)趣味のつながりのある人はネット上で知り合った友だちが多いベネッセ教育総合研究所では、2014(平成26)年2月〜3月に、全国28の中学校・高校の中学1年生〜高校2年生9,468人を対象に、ICTの利用実態・意識に関する調査を実施した。ネットやスマホとの関わりがどのくらいあるのか、またオンライン上でのつながり・コミュニケーションが子どもたちの生活や文化・学習にどのような影響を与えているのか、様々な角度から探ってみた。

 

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オンライン上で趣味のつながりをもつ中高生が2割いる。趣味のつながりのある中高生の約半数は「ネットで知り合った人・友だちがいる」と答えており、そのうち高校生では41.5%、中学生では27.6%が実際に会ったことがあると答えている。趣味のつながりのある人は、オンライン上での人とのつながりをもつ割合が高いのに加えて、オフラインにも移行しやすいことがわかる。

 

また、意識面についても、趣味のつながりのある人は、そうでない人に比べて「インターネットやメールでたくさんの人とつながりたい」と思っている人が多く、約半数がそう感じている。単に趣味をもっているだけでなく、こうした人間関係やコミュニケーションの志向性がネット上での活動の活発度に影響を与えていることが推察される。

 

インターネットで知り合った人・友だちがいる割合

 

出典:中高生のインターネット利用の実態は? 趣味でつながる中高生の世界~中高生のICT利用実態調査2014より~

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