【中高生のネット利用実態調査】中高生の2割はオンライン上で趣味のつながりをもつ。男子は「ゲーム」、女子は「タレントやアーティストの情報収集」。
ベネッセ教育総合研究所では、2014(平成26)年2月〜3月に、全国28の中学校・高校の中学1年生〜高校2年生9,468人を対象に、ICTの利用実態・意識に関する調査を実施した。ネットやスマホとの関わりがどのくらいあるのか、またオンライン上でのつながり・コミュニケーションが子どもたちの生活や文化・学習にどのような影響を与えているのか、様々な角度から探ってみた。
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中高生の趣味のうち、ネット上で趣味の情報発信やコミュニティへの参加を行っている人の割合は、中高生とも全体で約2割であった。男子より女子が高く、約4分の1が該当する。さらにその趣味の内容をたずねたところ、多いのは、中高生とも1位が男子は「ゲーム」、女子は「好きなタレントやアーティストの情報収集やコンサートに行く」であった。特に高校生女子は「好きなタレントやアーティスト」関連のつながりが4割(趣味のつながりをもつ人に占める割合)と高くなっている。
Q.あなたの趣味のうち、インターネット上で、あなたが情報や作品などを発信したり、趣味のグループやコミュニティに参加しているものはありますか。
出典:中高生のインターネット利用の実態は? 趣味でつながる中高生の世界~中高生のICT利用実態調査2014より~