【中高生のネット利用実態調査】高校生では「スマートフォン」の利用が8割超、中学生では、「携帯型音楽プレーヤー」なども含めアクセスデバイスは多様に。
ベネッセ教育総合研究所では、2014(平成26)年2月〜3月に、全国28の中学校・高校の中学1年生〜高校2年生9,468人を対象に、ICTの利用実態・意識に関する調査を実施した。ネットやスマホとの関わりがどのくらいあるのか、またオンライン上でのつながり・コミュニケーションが子どもたちの生活や文化・学習にどのような影響を与えているのか、様々な角度から探ってみた。
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インターネットにアクセスする時に使用しているデバイスは、中学生では「パソコン」が5割程度で最も多いが、高校生になると、「スマートフォン」が増加し8割を超え、その他のデバイスの利用率が下がる。 使用デバイスの組合せ(表)をみると、高校生では、「スマートフォンのみ」が42.5%、「スマートフォン+パソコン」の組合せが25.2%と、この2つのパターンでおよそ7割に達する。他方、中学生については、「スマートフォンのみ」が最も多いものの15.1%に過ぎず、アクセスデバイスは多様になっている。
Q.あなたはふだん、インターネットやメールをする時、何を使っていますか。(複数回答)
出典:中高生のインターネット利用の実態は? ネット利用の実態とコミュニケーションに対する意識~中高生のICT利用実態調査2014より~