意外と知らない「スローイン」のルール 元Jリーガーが解説

意外と知らない「スローイン」のルール 元Jリーガーが解説部活や習い事などで、練習に励む子どもも多いサッカー。今回は、タッチラインの外に出たボールを仲間に渡すためのテクニック、「スローイン」の効果的な練習法を、「ちゅうコーチ」として知られる元Jリーガー・中里宏司氏が解説する。

 

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スローインは、ボールがタッチラインの外に出た時、ゲームを再開するために決められているルールです。両手を使ってラインの外から仲間にボールをパスしますが、次のような決まりがあります。守らないとファールスロー(反則)となり、相手チームにスローインの権利が移ってしまうので注意しましょう。

 

ルール1:ボールは両手で持ち、頭の後ろから頭の上を通して投げること
ルール2:必ず体が向いている方向に投げること
ルール3:両足を地面から離さないこと

 

ルールを理解したら、以下の方法で練習してみましょう。

 

1)2人1組で5~6メートル離れて立ち、1人が相手にスローインをします。もう1人はそのボールを手でキャッチし、今度は自分がスローインをします。スローインをする時は、両足を広げても、片足を一歩前へ踏み出しても、少し助走をつけてもかまいません。上体を少し後ろに反らしてから投げるのが、スローインでボールを遠くまで飛ばすためのポイントです。

 

2)次に、ボールをねらった位置にスローインする練習をします。ボールを持っていない人が、顔の前、胸のあたり、ひざのあたりなど、ボールを受けたい場所を手で合図し、ボールを持っている人はそこをねらってスローインします。

 

スローインは試合で必要なテクニックです。ぜひ、親子で一緒に練習してみてください。

 

出典:<小学生・サッカー初心者の練習法>スローインと浮き球のコントロール -ベネッセ教育情報サイト

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