しつけもコミュニケーションの一つ 犬を家族の一員に迎えるためのアドバイス

しつけもコミュニケーションの一つ 犬を家族の一員に迎えるためのアドバイスさまざまなペットの中で最も飼育頭数が多い「犬」。これから子どもと一緒に犬を飼おうかと考えている家庭もあるのでは?人懐っこく、従順さが魅力の犬の飼い方について、プリモ動物病院院長の川野浩志氏に伺った。

 

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犬の特徴としてまず挙げられるのは、人懐っこく従順であるということです。どんな状況にあっても常に、飼い主さんが帰ってきた音が聞こえると喜び、遊んでくれるのをずっと待っている……というように、とても素直な動物なのです。その性質から、特に人間との心の結びつきが強いペットともいえるでしょう。

 

また、いたわってあげたいという優しい気持ちや、病気になってしまった時にはかわいそうだと思う心境、そしていつかは訪れてしまう「死」というもの……犬に限らず、ペットはいろいろなことを子どもに教えてくれる最大の教育者といえます。

 

そんな素敵な時間を共有できる犬を迎えるためには、ご家庭のライフスタイルに合った犬を選ぶことが重要です。ご家族が犬を飼うことによって、どんな生活をして、どういう時間を共有したいかというイメージが重要です。

 

住居の広さはもちろん、大型犬と小型犬では食べるエサの量も違うものです。そういった全体に関わる必要経費のことを含めて、生活環境に合ったサイズ、キャラクターの愛犬を迎えましょう。ご家庭のライフスタイルに合った犬を飼うことは、世話をしきれなくなって捨てられてしまうようなかわいそうな犬を減らすことにもつながるのです。

 

また、しつけをとおしてコミュニケーションを育むことも、犬を飼う時の大きな楽しみの一つ。言葉ではない方法でペットとコミュニケーションを取るのは、愛犬家にとっては一番の喜びだと思います。しつけもコミュニケーションの一つとして考えるとよいでしょう。

 

出典:犬の性質 -ベネッセ教育情報サイト

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