おこづかいの金額 保護者の7割が「妥当」も、4割以上の子どもが「少ない」と不満
小学生以上になると、お子さまに「おこづかい」を与える家庭も出てくる。「友達がもらっているから」とねだられて、どうしようか悩んでいる保護者のかたもいるのではないだろうか。ベネッセ教育情報サイトでは、小学生~高校生の保護者を対象に、子どものおこづかいについてアンケートを行った。(アンケート期間:2013/10/16~2013/10/22 回答者数:2481名)
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まず、子どもがどの程度おこづかいをもらっているのかを聞きました。定期的におこづかいを渡している保護者は小1の10.5%にはじまり、高3では77.2%と、学年が上がるにつれて高い割合となります。また、渡す頻度は「1か月に1回」が9割を占めており、小学校や中学校など、進学をきっかけとして渡し始めるようになるケースが多いようだ。
【お子さまの、1回あたりのおこづかいの金額を教えてください】
気になる金額は、学齢により上がる傾向。なお、ボリュームゾーンは小学生では300~1,000円、中学生では1,000~3,000円、高校生では3,000~5,000円となっている。平均額は、小1・450円、中1・1,424円、高1は4,110円という結果が出た。
一方で、金額の妥当性については、保護者は約7割が妥当と考えているのに対し、子どもは4割以上が少ないと感じているらしい、という結果に。しかし、金額について子どもから交渉されることがあるか、という質問に対しては、「ある」という回答は3割にも達していない。不満はあれど、しぶしぶながら納得している子どもも多いのだろう。