【相談実録】入学前はどんな勉強をさせればいいのでしょうか?

勉強なんでも相談室では、ベネッセの教育の知見を学んだ「学びプランナー」が、お子さまの状況を伺いながらお子さまに合った学習方法を個別にご提案します。今回はたくさんあるご相談の中から小学校入学直前によくいただく「学習法」のお悩みケースをご紹介します。


お困り:入学前にどんな勉強をさせればいいのでしょうか?教材は買っているのですが…

Q.今、お子さまにはどのような勉強をさせていらっしゃいますか?

 入学前の学習法は、勉強なんでも相談室でよくいただくご相談の一つです。国語・算数などの教科学習は1年生になって授業を受ければ問題ないので、極端に「これができていないとダメ」といったものはありません。「勉強って楽しい!」と机に向かいたくなる気持ちを育んであげる入学準備はいかがでしょうか?

 

そのため勉強なんでも相談室では、すでに実施されている学習法を伺わせていただき、より入学後が楽しくなる学習のポイントがあるか一緒に考えさせていただいております。
今回のご相談者様に勉強方法をうかがったところ、「今は買ってきた入学準備用の教材をやっていますが、どこまでやればいいのか…」というお声が。

 

 

Q.すでに学習をされているのですね。ご相談者様は入学までにどこまで学習できていればいいとお考えですか?

 このご質問をしたところ、ご相談者様から「すでに小学1年生の教材を用意しているのですが、春休みの段階で始めてしまっていいのか迷っています。子どもは、勉強自体嫌ではないと思うのですが、同じペースで毎日勉強するということが苦手で…。1か月分の教材が3日で終わることもあるし、もっとかかることもあるんです。」とお話をしてくださりました。つまり、学習をしっかりすることよりも、「学習のペース配分・習慣づけ」を入学までにしたいというのがご相談者様のご希望でした。

 

入学前から身につけておくとよりよいことの一つとして、「机に向かう習慣」があります。宿題が定期的に出る小学校に備えて、机に向かうことが楽しいと思える習慣づけをすることで、お子さまが入学後もスムーズに宿題や学習に取り組むことができるからです。

 

 

ご提案:大切なのは、予習を完璧にするのではなく、机に向かう習慣を楽しく作ること。お子さまはお勉強を楽しんでされているご様子なので、毎日決まった時間に時間を区切って、予習として教材を一緒に読んでみるのはいかがでしょうか?

 このように「勉強をすること」ではなく、「時間を区切って机に向かうこと」を目標に設定したご提案をしたところ、ご相談者様から「そうですね。机に向かうのを楽しくできるように時間を区切ってみます!」と明るいお声でお答えいただけました。

 

勉強なんでも相談室では、このように個別の状況をヒアリングさせていただきながら、ご相談者様にとって無理のない学習方法を、やりとりの中で見つけていきます。入学準備の学習方法でお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。

 

 

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