調査で判明!ここ3年で生成AI利用はどれだけ広まったか?
※【重要】生成AIの利用に関する年齢制限と注意点について※
本記事で扱う内容は、教育現場や家庭での保護者同伴のもと、生成AIを使っているお子様がいるご家庭に、その利用実態について伺った調査の結果に基づいております。小学生の利用実態を紹介していますが、各生成AIサービスには利用規約による年齢制限がありますので、お子様が利用する際は、必ず保護者の管理下で、各サービスの規約を遵守してください。
生成AIの登場から約3年。
それから生成AIは急速に広がってきましたが、「小学生の間では、実際どれくらい広まっているの?」と感じている保護者のかたも多いのではないでしょうか。
そこで今回は、小学生とその保護者を対象に実施した調査結果をもとに、この3年間で生成AIの認知や利用がどのように広がってきたのかを紹介します(※1)。
この記事のポイント
小学生の生成AIの認知度は74.7%!3年で約1.5倍に
<小学生の生成AIの認知>
この3年間で、小学生の生成AIの認知は大きく上昇しました。「知っている」「聞いたことがある」の合計は、47.8%から74.7%へと約1.5倍に増加。4人に3人の小学生が生成AIを知っているという結果から、生成AIが小学生にとっても身近な存在になりつつあることがうかがえます。
生成AIを知っている小学生の8割以上が「使ったことがある」
<生成AIを認知している小学生の利用経験>
現在、「生成AIを知っている」と答えた小学生に、学校や保護者同伴での生成AIの利用経験をたずねたところ、8割以上「使ったことがある」と回答しました(「よく使っている」「ときどき使っている」「ためしに使ってみたことがある」の合計)。
生活や学習の中に入り始めている様子が読み取れます。
学校の授業や宿題でも36.9%が利用
学校の授業や宿題での生成AI利用についてたずねたところ、36.9%の小学生が「使ったことがある」と回答しました。現時点では、一部にとどまっているものの、既に一定数の小学生が学校生活の中で生成AIに触れていることがわかります。
今後、調べ学習や課題への取り組み方が多様化するなかで、授業や宿題の中で生成AIに触れる機会が広がっていくことも考えられそうです。
小学生の生成AI利用、保護者はどう受け止めている?
生成AIの利用が広がるなかで、見守る保護者はお子さまの生成AI利用について、どのように感じているのでしょうか。
調査によると、「積極的に使ってほしい(17.2%)」「少し使ってみてほしい(48.7%)」を合わせた 65.9%の保護者が、生成AIの利用を前向きに受け止めている様子がわかりました。
一方で、「あまり使ってほしくない」「全く使ってほしくない」と感じている保護者も25%ほどおり、期待と慎重さが共存する状況であることがうかがえます。
使い方に関する親子の対話は約5割に
生成AIの利用について、前向きに受け止める保護者が多い一方で、「実際にどう向き合えばよいのか」と迷いを感じている様子も見られました。
生成AIは新しいツールであるため、正しい使い方が明確に定まっているわけではありません。さらに、情報の正確性や、著作権、個人情報など気を付けたい点が複数あるため、戸惑いを感じやすいものです。お子さまへの伝え方に悩むこともあるでしょう。
そこで、家庭で生成AIの使い方についてどの程度話し合われているのかをたずねました。
「生成AIの使い方について話したことがある」と答えた家庭は約5割となりました。2023年の調査から増加はしているものの、4割台から5割台と大きな変化は見られず、利用の広がりに比べて、家庭での対話やルールづくりは模索段階にあるようです。
新しい技術で明確な使い方が定まっていないからこそ、保護者自身も「どう向き合えばよいのか」を探りながら関わっている状況なのかもしれません。
まとめ & 実践 TIPS
この3年間で、生成AIは急速に広がっていることが調査から見えてきました。
一方で、使い方のルールや親子での対話については、まだ試行錯誤の段階にある家庭も多いように思われました。新しい技術であるからこそ、家庭だけですぐに「正解」を決めるのが難しいのも自然なことです。
まずは、お子さまに「どんなふうに使う?」「どんなところが便利?」と声をかけることから始められるとよさそうですね。
(出典)
※1
生成AIの利用に関する意識調査/株式会社ベネッセコーポレーション
調査対象:小学3年生~6年生とその保護者 1,032 組
調査期間:2025年11月5日~6日
調査方法:インターネットでのアンケート調査
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