冷凍イチゴ&電子レンジで簡単！春スイーツ

もうすぐ3月。春の到来を感じる季節ですね。
進級や進学を控え、心がうきうきしているお子さまも多いのではないでしょうか？
せっかくですから、手作りの美味しいスイーツと一緒に、ご家族みんなで春気分を味わってみませんか？

今回は、春らしい爽やかな雰囲気が味わえる、冷凍イチゴを使った簡単スイーツレシピをご紹介します。

簡単イチゴゼリー

最初にご紹介するレシピは、ぷるんとした食感とイチゴの果肉感が楽しめる「イチゴゼリー」です。
手軽に作れるゼリーレシピですが、固まるまで時間がかかりますよね。
お菓子作りを楽しんだあとは、なるべく早く食べたいお子さまも多いと思います。

そこで、冷凍イチゴでゼリー液の温度を一気に下げ、固まる時間をぎゅっと短縮した簡単レシピをご紹介します。

【材料】

・冷凍イチゴ　100g（約14粒）
（今回は、別途飾り用に4～5粒分使用）
・水　300ml
・レモン汁　大さじ1（15g）
・砂糖　大さじ41/2（58g）
・顆粒ゼラチン　小さじ2（4g）

【作り方】

1.　分量の水から大さじ3～4杯分取り出し、ゼラチンにふりかけてふやかす。600Wの電子レンジで30秒加熱し、ゼラチンをとかす。

2.　冷凍イチゴは食べやすい大きさに刻んでおく。

3.　水に砂糖を入れ、泡立て器で混ぜてとかす。そこにゼラチン・レモン汁を入れ、さらによく混ぜる。

4.　2で刻んだ冷凍イチゴを3のゼラチン液に入れる。すぐにとろみがついてくるので、手早く容器に移す。冷蔵庫で30分～1時間冷やして完成です。
生のイチゴを使用した場合、ゼリーが固まるまで2～3時間かかりますが、冷凍イチゴに置き換えると30分～1時間に短縮できます。
ゼリーが固まったら、お好みで飾り用イチゴをトッピングしてください。

今回は、ゼラチンの量を減らし、ふるふるとろける食感に仕上げました。

冷凍イチゴは細胞壁が壊れやすく、とけると柔らかい食感に変化します。
ジューシーな果肉感はゼリーと相性がよいので、ぜひお試しください。

イチゴチーズケーキ

次にご紹介するレシピは、電子レンジで作るしっとり食感の「イチゴチーズケーキ」です。

【材料】

・クリームチーズ　100g
・プレーンヨーグルト　50g
・レモン汁　大さじ1（15g）
・冷凍イチゴ　3粒
・卵　1個
・砂糖　大さじ4（52g）
・ホットケーキミックス　大さじ2（14g）

【作り方】

1.　イチゴは食べやすい大きさに刻んでおく。

2.　クリームチーズを耐熱ボウルに入れ、600Ｗの電子レンジで30秒加熱する。
クリームチーズに砂糖とレモン汁を入れ、よくすり混ぜる。そこに、ヨーグルト、卵を入れ、なめらかな生地になったら、ホットケーキミックスを入れて粉っぽさがなくなるまで混ぜる。

3.　耐熱容器にクッキングシートを敷き、生地を流し入れる。耐熱容器の大きさは、8×15×5cmのものを使用しました。加熱時、生地が約2倍に膨らむので5cm以上高さのある容器が望ましいです。

4.　1で刻んだ冷凍イチゴを生地の上にのせ、600Wの電子レンジで4分～4分30秒加熱する。ドロドロした生地が残っている場合は、追加で10秒ずつ加熱して火を通す。
粗熱がとれたら冷蔵庫で冷やす。

5.　生地が冷めたら、包丁で切り分けて完成です。

電子レンジだけで作ったとは思えないほど、どっしり濃厚なチーズケーキレシピ。

風味は濃厚ですが、クリームチーズを一部ヨーグルトに置き換え、ヘルシーに楽しめるようにしました。
ジャムやヨーグルトと合わせて食べるのもオススメです。

イチゴチーズアイス

最後にご紹介するレシピは、レアチーズケーキのような風味が楽しめる簡単アイスです。
固まるまで数時間かかるアイスレシピも、冷凍イチゴなら1時間ほどで、できたてアイスが楽しめます。

【材料】

・冷凍イチゴ　130g
・はちみつ　大さじ1（21g）
・クリームチーズ　100g
・プレーンヨーグルト　50g
・砂糖　大さじ4（52g）

【作り方】

1.　クリームチーズを耐熱ボウルに入れ、600Wの電子レンジで30秒加熱する。
クリームチーズに砂糖とはちみつを入れ、なめらかになるまで混ぜる。

2.　1で混ぜた生地をフリーザーバッグに移し、冷凍イチゴを入れる。

3.　フリーザーバッグの口を閉め、袋の上から手でイチゴを押しつぶす。ゴロゴロした果肉感を楽しみたいかたは大きめにつぶしてください。アイス生地をなるべく平らに整え、冷凍庫で約1時間冷やす。

4.　アイスがカチカチに凍ってしまった場合は、袋の上からよくもみほぐしてください。空気を含ませるようによくもむと、なめらかな食感になり口当たりもよくなります。

イチゴの甘酸っぱさと果肉感が楽しめるアイスレシピ。

先ほどご紹介したチーズケーキレシピと、材料はほぼ同じ。クリームチーズが残った時の消費レシピとしても楽しめますよ。