子どもの長期休暇は時間割を作ろう!過ごし方が決まればストレスが減るかも?

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春休みや夏休み。子どもの長期休暇は、過ごし方に悩みますよね。感染症の時期でレジャーなどが制限されていると、自宅で過ごす時間も増えます。そんな時に活用してほしいのが「時間割」。もしかすると、ストレスも軽減されるかもしれません。

この記事のポイント

子どもになじみのある時間割

学校に通っている子どもにとって、時間割はなじみのあるもの。普段から時間割を見て動き、チャイムに合わせて授業が終わったり始まったりします。1週間のうち5日間を過ごす学校。そちらの生活の方が、子どもにとっては無意識で動けるものかもしれません。それなら、長期休暇にもそれを活用してみませんか?

外に遊びに行けるお休みなら困らないでしょう。しかし、感染症などで家にこもらざるを得なくなると話は違います。友達とも気軽に遊べない、レジャーも行けない……そうすると、どうしてもネタ切れに。「やることがない」「何をして遊べばいいの?」と思うのは、仕方ないのかもしれません。また、それに付き合う保護者のかたもツラいでしょう。何をするのか考えたり悩んだりするのがストレスになることもあります。それなら、時間割を作ってやることを決めてしまいましょう。

時間割の作り方と使い方

長期休暇中の時間割。どうやって作り、どうやって使っていけばよいか具体的に紹介します。

・作り方

時間割は学校のものを参考にしましょう。お昼ご飯の時間を考えて調整してください。紙には、四角いマスと時間、曜日が書いてあれば何でも大丈夫。24時間決めると息が詰まってしまうので、日中だけでOKです。

時間割といっても、内容は勉強だけではありません。「ゲーム」「読書」「外で遊ぶ」「折り紙をする」「テレビを見る」など、遊びや学びなどを上手に混ぜて考えてみましょう。「家庭科(おやつやご飯を作る)」「ドライブに行く」などがあっても面白いですね。

大事なのは、子どもが主体になって決めるということ。保護者のかたが決めると、強制されている気分になってやる気がでません。ですから、基本的には子どもがやりたいことを入れていくようにしましょう。もちろん、「一日一時間は宿題を入れてほしい」「ママやパパにも自由な時間がほしいな」など、保護者のかたの希望を伝えるのはOK。保護者のかたの予定も一緒に書きこんでおくとわかりやすいでしょう。

・使い方

時間割を決めたら、基本的にはそれに沿って動いていきましょう。親子で一緒にやるものはしっかり関わってあげます。でも、読書など子どもが一人でやる活動の時は保護者のかたも自由時間です。子どもと向き合う時間と離れる時間でメリハリができるので、長期休暇でもストレスが溜まりづらくなります。

さらにおすすめなのは、チャイムを鳴らすこと。無料の音源を使ったり、スマホのアラームを使ったりするとよいですね。時間を設定しておいて、時間割に合わせて鳴るようにしてみましょう。低学年の子どもなら、こういった工夫をするだけで喜んでくれます。

完璧に守る必要はなし!

時間割は、守るために作るのではありません。「やることがない」とならないように、予定をあらかじめ入れているだけ。ですから、守らなくてもよいですし、時間割と違った活動をすることがあってもよいです。やりたいことがあるなら、無理に守る必要はありません。

一日ドライブをしてみる。公園でしっかり遊ぶ。一日中映画鑑賞をする。天気やその日の気分に合わせて、時間割を無視する日があってもよいでしょう。何をするか困った時に使うための時間割ですから、困らないのであれば使わなくてもOK。そのくらい気楽な気持ちで、時間割を活用してみてください。

まとめ & 実践 TIPS

家にこもる時間が長くなれば、やることがなくなってくるのは当然。そんな時は、ぜひ時間割を作ってみてください。予定が決まれば悩むことが減ります。そうすれば、ストレスも減るはず。時間割を見て動いてくれれば、保護者のかたも子どもにあれこれ言う必要がなくなるでしょう。小学校低学年など、まだ保護者のかたの手がかかる年齢こそ時間割を活用してみてください。

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