こぼしたものは自分で拭いてる?生き抜く力を育てるために大事にしたいこと

毎日お疲れさまです。さて、子どもが食事中に食べ物や飲み物をこぼした時、誰が拭いていますか? まだ小さい頃であれば、保護者のかたが拭いているでしょう。では、自分で拭く力がある年齢の場合はどうでしょう。いつまでも保護者のかたが拭いてあげているなら、要注意です。

この記事のポイント

「こぼしたものは誰かが拭いてくれる」と思う危険性が!?

こぼしたものをいつまでも保護者のかたが拭いていると、それが当たり前になってしまいます。自分でこぼしたのに、誰かが拭いてくれるのを待ってしまうということです。「大きくなったら自然とできる」と思うかもしれませんが、それは保育園や学校で指導されているから。誰も教えてくれなかったら、ずっとできないままかもしれません。

保育園でも、こぼした時にすぐ拭ける子どもと、拭けない子どもがいます。拭けなくても「こぼしちゃった」と知らせられるならよいでしょう。でも、中には知らん顔して食事を進める子どももいます。保護者のかたの関わり方がすべてではありませんが、少なからず影響があるはずです。

誰かがやってくれるのが当たり前になるより、自分でできる子どもになってほしいですよね。そのためには、保護者のかたの関わり方が重要になってきます。

こぼした時には「原因」だけでなく「対処法」も教えよう

こぼした時によく子どもに伝えるのは、「ちゃんと持たないからでしょ」「ふざけてるからだよ」といったこと。これは、こぼしてしまった原因を指摘しています。もちろん大事なことですが、これだけで終わってはいませんか? 実は、こぼした後にどうするかも重要なのです。

小さい頃であれば、「こぼしちゃったね、どうしようか?」と聞いてみてください。そして、子どもに考えさせてあげましょう。「雑巾で拭く」「ママやパパに知らせる」「ごめんなさいする」など、子どもなりに考えて答えを出すと思います。わからなければ、「こぼしたら拭けばいいんだよ」と教えてあげればOK。

大人はどうしても、「失敗しないように」するためのやり方を教えがち。でも、失敗は必ずあります。失敗しない方法だけでなく、失敗した後にどうするかもセットに考えましょう。むしろそちらの方が、これから先大事になっていくのです。

生き抜く力を育てるには失敗を乗り越える経験が大事

こぼしてしまうのは、わざとではありません。たとえふざけていたとしても、こぼしたくてこぼしたわけではないはず。人生には、こういったことがたくさんあります。

「忘れ物をしてしまった」「人とぶつかってしまった」「物を誤って壊してしまった」など、不注意や事故で失敗することはたくさんあるでしょう。もちろん、次に気を付けるために考えるのは大事。でも、どんなに気を付けていてもすべてを避けることはできません。だから、失敗した時にどう乗り越えるかというスキルを身につける必要があるのです。

失敗をして、それを対処するために考えて行動し、次に気を付けるためにまた考える。これは、失敗がなければ育たない力です。失敗することを恐れずに、子どもが失敗しても頭ごなしに叱らずに、たくさん経験を積ませてあげましょう。そうすることで、生き抜く力が育っていきます。

まとめ & 実践 TIPS

今回は食事中にこぼしたことを例としてあげましたが、つい大人が手を出してしまう場面は他にもたくさんあります。もちろん、忙しい中すべての場面で子どもを待つのは大変。でも、できる限り子どもに任せ、失敗を学びのチャンスとしていきたいですね。

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